血が止まらない騒動は今日で一応完結。

大きなセンターでの血液検査結果が出た。
凝固因子の欠乏、11番が低かった。

心配していた血友病AやBではなかったが、遺伝子もしくは染色体異常の可能性があるそうだ。でも11番は出血性疾患のなかでも出血のリスクは低く、そのなかでも私は数値的には軽いものだった。

いわゆる血友病は凝固因子の8番と9番で関節など体の中で出血が起きてしまう病気。11番は普通は気づくことがなく生活できるもので、輸血をともなうような手術とかがあった場合に問題が起きることがあるらしい。

輸血をするようなときは輸血製剤を使わないように、11番だということだけ覚えていてください、とのこと。これ以上調べるのは大学病院でかなり大掛かりな検査になるそうで、紹介状を書くことはできるらしいが、一旦ここまでで調べるのは終わりにすることにした。数値は出たので欠乏は確定だが、病名もつかなかった。

ここまでが病院で分かったこと。
あとはネットで11番とはなんぞやと調べたこと。




不正出血や月経過多の症状がある女性は、凝固因子11番の欠乏であることが多いらしい。しかし日本では稀なケースで、白人で主にユダヤ系が多い。逆説的に考えれば、白人に症状が出やすいか、日本ではわざわざ検査することが少ないから絶対数が少ないと思われる。

そもそも住んでいる国や地域で何人かって名前つけてるだけだし、その遺伝子を考えれば純血とは何よ?ってカンジだしなあ。何千年もかけて今の体に至るわけだし。親兄弟にも報告して、我が家の申し送り事項とすることになった。

私としては何番なのかということが重要だったので、異常がある箇所も分かり、またそのなかでも私の数値が分かり、どのくらいのリスクなのか程度が分かったことで一応納得。

あと子宮はやっぱり取らないとダメだったんだな、ということも分かった。治療方法がないから血が出る元を取り除くしかなかっただろう。

なんかモヤモヤするのはたぶん実感がまだないから受け入れきれていないと思うので、また時が過ぎたらまた何か書くかも知れません。

トイレ行くとまだぎゅーぎゅー痛いし…。