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前回投稿した仏像ソフビの製作過程です。

僕のワックス技法は他の原型師と大分異なり、塑像がメインとなります。塑像とは粘土を盛り付けたりしながら造形する方法で、普通はワックスの塊からの削り出しが多いと思います。

ソフビメーカー勤務の頃の他の原型師達もそれぞれ自分にあった造形方法を持っていたので本人がやり易い方法で良いのです。


ボリュームの粗だしの状態です。


膝周辺からデティールを入れ始めています。



徐々に上に向かって進めていきます。
頭部はあえて最後に回しています。何故ならば、最初に頭部を作ってしまうと体とのバランスがおかしくなってしまったり、予定よりも全長が大きくなったりします。体がだいたい出来てから頭部のボリュームを決めた方が間違いないでしょう。


いきなり進んでいますが、ここで依頼者に監修してもらっています。
目元と口元を優しい感じにして欲しいと修正が入りました。


修正指示に従い、顔の微調整を行いました。


これでワックス原型の完成です。


背面の文字はサイズを合わせて加工してコピーしたものをトレースして彫っていきます。


このあと湯口を付けたりしますが、指人形なので一番基本的なものですね。画像は忘れました(笑)


完成したソフビです。

ソフビの原型を作られる方達の大部分は粘土やパテ等で作って業者でシリコン型にワックスを流してワックス原型に置き換えるのがほとんどだと思いますが、僕らは直接ワックスを盛り削りした方が全然早いのです。
かといって無理に造形方法を変えることは無いです。楽しく造るのが一番です。