日曜日。※ちょっと暗い? | FOOL of FLORESCENCE

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愚か者の開花(全盛期)

法事でした

身内親戚合わせて50人くらい集まったのかな

朝早くから準備して、8時半頃から人が集まりだす

運悪く日付が変わる頃にアレが始まってしまった私は

にが~い粉薬をひぃひぃ言いながら飲むけれど効果はなく

10時半にはお坊さんが来て読経開始

もちろん全員正座

私の下半身は限界ぎりぎり

圧迫される腹部、充血できしむお尻と腰

あまりの痛さと、効かない薬への恨みに耐えかねて

途中何度か抜けました☆

あ、でもちゃんとお唱和のときは最後までいましたよ


お唱和はさすがにね

みんなでお経を読むんだもの

今日は亡くなった部屋のおばちゃん(こう呼んでた)の1周忌

去年雲仙までお葬式に行った時は、骨を納めるときにも間に合わず

実感がないまま涙も出ず、手を合わせた

でも、今日は、

お唱和を始めてちょっとも経たないうちに涙が出てきて

部屋のおばちゃんはもういないんだぁって

隣を見れば、黒髪のおばちゃんと私の妹も泣いてた


とっても良い人だった

今住んでるところのおじいちゃんの兄妹で

私がここに来たときから遠いほうの離れの部屋に一人で住んでた

遠いって言っても、歩いて5分もしないところ

小さい頃の私は、休みの日の夕方になるといつも部屋に遊びに行ってた


私の妹も、物心つくようになると部屋に行ってた

一人ででも勝手に行くくらい

施設から配布されるお弁当を、料理するなんて言ってぐちゃぐちゃにして

でもおばちゃんは、上手だねって誉めてくれる


その娘である雲仙のおばちゃんもそう

その夫のおじちゃんも

いつだって私たちにやさしい人

田舎特有の、くだらない意地か何か知らないけど

他の人たちみたいに、私とママを余所者扱いしなかった


もっと歳をとって、体の調子が悪くなって

雲仙に行ってしまってからは、ついに1度も会うことはなかった

どうして会いに行かなかったんだろう


いつも思うけど

お唱和してる時は気持ちが落ち着く

だから実は嫌いじゃない

法事や念仏は面倒臭いと思ってるけどね


お坊さんの読経、お唱和、お文さまが終わると

お坊さんのお説教が始まる

いつも必ず言うことが

「人は、仏さまに命のあり方を教わっている」

「仏さまと向き合うことで自分を振り返る機会をいただいている」

ということ

宗教のお話なんて嫌い。興味ないし

家は仏教でも私は無宗教だし

でもこの話だけはちゃんと聞く

その通りだと思うから

最近になって、なんでいつもこの話をするのかもやっと理解できた

聞いた時は理解しても

日々生活してて、いろんなことがあれば

人は簡単に忘れてしまうから

それが、自分や大切な人の死とか

あんまり考えたくないことならなおさら

だからことあるごとに言ってもらえる

そういう機会があるっていう意味では

面倒臭い法事とかばっかりの田舎も、そういうのがない所に比べたら

良い環境だって言える





思ったことを思い出した順に書いていっただけなので

まとまってなくてごめん

しかも暗いし・・・


次は明るめの内容で記事上げます

写真いっぱいー!