鹿児島在住の作家さんの作品です。
題名は『首』。
ブロンズ製です。
作家さんが全てお一人で制作しています。
造形に関しては作家さんの本筋の表現ではなく、
数年前、手すさびにつくったものを他の方が気に入って注文されて、
私も気に入って作っていただいたものです。
ここで注目すべきは、色です。
作家さん独自の方法でブロンズに色付けしてあります。
ブロンズをバーナーで焼いて色付けしていくのですが、
オリジナルの手法で、黒のツヤケシにしてあります。
一切の衒いを排し、宇宙の黒、大地の黒、無垢の黒を表現していると思われます。
黒一色で、艶も抑えられてあるゆえに、
造形その物と、それを超えた力が迫ってきます。
本筋の作品がこの色になった時、
どれだけのエネルギーを放つのか。想像するだけでわくわくします。


