今回は最近の現代アートに関連するニュースをピックアップ。
2022年9月にアジア初として韓国・ソウルにて開催されるFriezeアートフェアに関する情報を取り上げます。香港の情勢が安定しない中、アジアの新しいアートハブをと日本も奮闘している最中、アート関連の税制の有利さ、税関手続きの免除などが勘案されソウルに決まったというニュース。
最近ではメガギャラリーと呼ばれる影響力の大きいペースギャラリー(Pace Gallery)、ペロタンギャラリー(PERROTIN Gallery)、最近ではタデウス・ロパックギャラリー(GALERIE THADDAEUS ROPAC)も10月にソウルでオープンするとのこと。
日本でも保税地域の拡大・柔軟な利用など様々な改革が行われつつあるが既に世界ではソウルを香港に継ぐアジアのアートハブとして確定し始めているのか そこにあるのはやはり税制の有利さなのか、果たしてそれだけなのか 日本は果たしてアジアのアートハブになれるのか 韓国留学経験があり、2006年頃から韓国の現代アートを見てきて、韓国の事情もよく知っていることもあり個人的にもとても気になるニュース 実際に現地のアート関係者に電話をして最近の韓国のアート事情や税制などについて聞いてみました。
※関連記事
Frieze Confirms Its New Seoul Art Fair, Scheduled for September 2022 (Art Net / 全文英語)
https://news.artnet.com/market/frieze-seoul-september-2022-1969953
(税制に関する記事が書かれています)
「フリーズ」がソウルで新たなアートフェアを開催へ。初回には約100ギャラリーが集結(美術手帖)
https://bijutsutecho.com/magazine/news/market/24058
メガギャラリー「タデウス・ロパック」、ソウルに新拠点をオープン(美術手帖)
https://bijutsutecho.com/magazine/news/market/24035
知っておくべき3大メガギャラリー。ガゴシアン、ペース、ハウザー&ワースとは何か?(美術手帖)
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/20301
アート連載「境界のかたち」Vol.1 ペロタンの中島悦子に聞く 「アジア独自の価値形成と加速するアートの民主化」(TOKION)
https://tokion.jp/2020/11/26/art-series-vol1/
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サザビーズ香港で行われた"Kawaii Pop"と名付けられたオークションが開催されました。
日本で今盛り上がっている一連の現象をリバイバル、シティポップ、ファッション、イラスト~系などと言われたりしていますが、この"Kawaii Pop"と称されたオークションにはSBIオークションでよく見られるアーティストの作品が多数出品されていて、日本のマーケットをそのままサザビーズで開催したような印象。 日本国内で色々と検証されているこの現代アートの現象を"Kawaii Pop"という一つの言葉でまとめられていることがとても興味深いです。
サザビーズ香港"Kawaii Pop"落札結果ページ
https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2021/contemporary-showcase-kawaii-pop?locale=en
(マイクの調子が悪いのかカメラの調子が悪いのかプチプチノイズが入っている?かもしれません。お聞き苦しいかもしれません。申し訳ありません)
配信日: 2021/5/28
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ザ・アートディーラーズ ショーは 定期配信は毎週金曜日になります。
金曜日以外の曜日にも、オークション、アートフェアがある場合などを含め、不定期に配信していきますので よろしくお願いします。
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