ゴールデンウィークも終わりになってきましたが、こちら沖縄は快晴の行楽日和日が続いています。

5月1日から「令和」の時代となり昭和生まれの私は3時代を生きていることになります。

私が「令和」という言葉を初めて耳にしたときは、冷たい響きに聞こえました。

何故なら、「令」という意味は「命令、法規」で、「和」は「仲良くすること」ですから、「皆でルールを守って仲良くしましょう」という意味にとらえたからです。

私と同じように感じた方は他にもいるはずです。

よくよく調べてみると「令」には「よい、りっぱな」という意味もあることが分かりました。

仏教のサンスクリットにも令和という言葉があり、「幸運、幸先の良い、平和」という意味があるそうです。

チベット語にも、類似発音をする「レイワ」は「希望」という意味があって、日本の新しい元号を知ったダライラマ氏は「「発音がとても近くて、びっくりしています」とコメントしています。

「令和」の出典が万葉集「梅花の歌」なのは皆さんご存知ですよね。



 

初春の【令】月にして、
気淑(よ)く風【和】ぎ、
梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す


                                   大伴旅人 著

改めて、私なりに「令和」の意味は、
「未来への希望をもって、皆が梅のような花をさかせましょう」ということだと思います。

ところで、私がやっているネットビジネスですが、Googleの度重なるアップデートでサイトの検索順位が大幅に変わり波紋を呼び起こしています。

Google社がユーザーにとって価値ある情報を提供するために、コンテンツ(内容)が充実したサイトを検索上位に位置するという方針は分かりますが、上位に位置しているサイトがほとんど企業や専門機関になってきています。

企業や専門機関はお金をかけて、SEO(検索エンジン適正化)をして検索上位に位置するように手を打っていますので、私たち個人でサイトを作成しているようなところは、太刀打ちできなくなってきています。

 

新しい時代の始まりに暗い話はしたくありませんが、これからのビジネスのやり方を模索しているところです。

インターネットが一般に普及し、ネット通販が当たり前になっている現代において、Google社が企業や専門機関を優遇するのは時代の流れなのかもしれません。

これからAIが普及するにつれて従来の仕事のやり方も大きく変わってきます。

製造業だけでなく金融業、士業と呼ばれる専門職にも大きな影響してきます。

特に大企業になるほど資本をつかってAIを導入すれば、今まで他に委託していた業務はすべて社内で処理できます。

そして、これから伸びる産業として企業のIT部門におけるインフラ強化があげられます。

特に、18~30歳までの若年層は、大企業にとっても必要であり、お金をつかってもなインフラエンジニアを養成しようという動きが見られます。

その一環として企業とビジネススクールが提携して、若年層の人材を養成するプログラムがとられています。

例えば、1~2ヶ月間宿泊施設も用意して、企業に入るための基本技術を習得させ受講後には企業への就職が約束されているというものです。

ITスクールでインフラエンジニア養成後は企業に就職斡旋

 


これからの時代は、こうした人材育成のために資本を投下したり、成長企業に投資をする動きが加速されていくものと思います。

 

新しい時代にふさわしいビジネスのあり方を模索しながら、私自身も希望をもって
新しい展開をしなければと思うこの頃です。