本年もよろしくお願いいたします。

漆摺込仕上の紫檀製仏壇 工程

今回は本紫檀製のお仏壇に伝統工法の漆摺込仕上をする、
簡単な説明写真を見て下さい。

ここで使う「漆」とは、漆の木から採取した無加工の生漆を使います。






彫刻への漆
工程が進むにつれ艶が出てきます。











前板への漆
彫刻よりも平坦な所が多いので艶ムラに注意が必要です。









戸枠への漆
棒状の部分で４面全てを漆仕上げします。




どうしても、手で持った部分に形が付きやすいので注意が必要です。

との粉拭きが済んだ物は一晩寝かせて、
翌日乾いたきれいな布で艶出しの空磨きを行います。

お盆の提灯

お盆の提灯用意されましたか？
左右１対（２個）の価格です。　

左側が税込金額です。右側は税抜き金額。




山河９号



華みずき



木曽９号

黒檀見台修理 ３

漆でつやを出し固定して完成












無事お客様のもとへお届けいたしました。

木地研磨用紙やすり

今日は私が木地を研磨する為に使用している紙やすりを紹介いたします。

下に出した物は耐水ペーパーと言って水をつけて研磨するものです。

ここに至るまでは皆様もご存知の、
水を使わない普通の紙やすり(240番～600番まで）を使用します。


このペーパーは水をつけなくっても使える特殊な耐水ペーパーです。

耐水600番　

ここからは絶対水が必要です。

耐水800番


耐水1000番


耐水1200番

このペーパーは木地にはほとんど使いません。
漆の凹凸や塗装にホコリがついた場合に使用します。

耐水2000番

これ以外に、フィルムペーパーと言って　3000番　4000番と言った特殊なペーパーも使用します。