京都墨彩展、中止になりました、 | 美術家 村岡信明 

美術家 村岡信明 

漂漂として 漠として  遠い異国で過ごす 孤独な時の流れ
これを 私は旅漂と呼んでいる

 

京都墨彩画壇展 中止になりました

 

多くの画家たちが二年間も待ちに待った京都墨彩画壇展。搬入の準備もできていましたが、突然の緊急事態宣言で中止になりました。鑑賞を楽しみにしていた方にはご理解願います。

先に掲載したはがき、去年のはがきと間違っていたので訂正します

画家たちからの電話

その後、私に会員の方達から電話がありました。その一部要点だけを掲載します。

 

「2年前よりコロナ禍で仕事もなくなり、苦しい生活の中から高価な画材を買って描き上げてきた絵が、また発表できないなんて、人間にはそれぞれ生き甲斐があります。画家にとって、絵を描くことが生きがいです。人生の価値観です。

それが直前の中止! この悔しさ、何処かにぶつけたい気持です」。

 

「それにしても政府の緊急事態宣言も、知事達のやり方も中途半端だ。まだコロナ禍が収まっていないのに、専門家の意見を無視して解除して、また感染がぶり返すと、再び緊急事態宣言をだす。これで三度目だ。専門家は、このやり方では、第5波がやってくる。と先見している。

政治能力とは先の結果を見ぬく能力である。泥縄式の政策しかできない政治家は去ってくれ。もっと国民の立場に立って先を見通せる政治家は日本にいないのか?」

 

その他。みんな展覧会場で私の個人作品の批評。授賞式の講演を楽しみにしていたのに、それがまた一年延びたことも言われていましたが、それは割愛します。

 

2021・4・26、月