「問題児」と呼ばれたあの日、私は一番「私」を生きていた。
実は私中学生の頃、学校で「問題児(おかしい人)」認定されていました。笑嫌なものは嫌!と泣き叫び、つまらない授業には出ない。校長室の別室に連れて行かれ、カウンセリングを受けさせられたこともあります。でも当時の私は、それが「普通」だと思っていました。だって、自分の心に嘘をつけなかったから。皮肉なことに、得意な分野では圧倒的な才能を発揮していたので退学にはなりませんでしたが、日本の「同調圧力」という壁は高かった。いつしか周りに合わせ、性格をねじ曲げ、感情を押し殺して「普通」を演じるようになりました。そうして「良い子」になるほど、私は自分の感情の出し方を忘れ、あの頃放っていた輝きを失っていきました。今、振り返ると、才能を型にはめて平らにならそうとする教育に、激しい憤りを感じます。「もし、あのまま伸び伸びと育っていたら、私は何を成し遂げていただろう?」そんな悔しさが込み上げることもあります。でも、救いもありました。そんな私を避難の目で見る人がいる一方で、「あなたの才能は素晴らしい!応援してる!」と、ファンを公言してくれた先生もいたんです。今、私はようやく、あの頃の「素直な自分」を取り戻そうと一歩踏み出しました。感情を分析して「正解」を出すのではなく、あの頃のように心が動くままに生きていいんだ、と自分に許可を出しています。かつての私を救ってくれた先生たちのように、今度は私が、誰かの夢や素直な感情を応援したい。「本」という扉を通じて自分を縛る思い込みを外し、新しい価値観に出会うお手伝いをしたい。もしあなたが、今「自分らしさ」を忘れて苦しいなら。「普通」という枠に収まろうとして、息が詰まっているなら。私の選ぶ1冊が、あなたの閉じ込めた感情を解き放つ「鍵」になるかもしれません。少しずつ、一緒に前に進んでいきましょう。