先日のこどもの造形クラスに来ていた子のお母さんが教えて下さいました。
絵を描くのが苦手だ苦手だ。
描けないと言っていた子供が全開の造形クラスの後言ったそうです。
「ぼく、ほんとは自由に描きたいんだ」
その子は90分。
必死で自分の絵と向き合いました。
「描けない~」と泣きそうなシーンもありました。
水色の絵の具でばーっと白い画用紙を塗るのがこわかったんだよね。
水色の海の中に先に描いてた僕が沈んでしまいそうでこわかったね。
「絵にかいた僕のすぐ横から外側に向かって塗ってごらん。絶対おぼれないよ」
そう言って手をとって一緒にひと筆海を塗ってあげるとその子の目がキラキラってかがやきました。
塗り終わったあとにその子が言っていました
「なんだか絵を描くのが楽しくなってきた」
ひとつ乗り越えれたね!
水色の絵の具におぼれてしまいそうなその感性がすごいんです!!
ありがとう。