淀井敏夫さんの作品を紹介します。
淀井さんの作品はブロンズの立体作品を多く輩出していると思います。
そのなかでも、そのモチーフの特徴を最大限に引き出してそれを表現しているようなユニークさもあると思います。
この作品は鳥(そのなかでもつるでしょうか)をモチーフにして作られており、その特徴というか、鳥といえばやっぱり空を飛ぶイメージから、空を飛んでいるつるの姿を銅像で作り上げているのがわかります。
普段鳥の銅像を見るとわたしが思いつくのは、飛んでいない羽を休めている姿が多いです。
しかしあえてそういうのを作らないのにはなにか意図してあるのだと思います。