こんばんは。

週末いかがお過ごしでしたか?

今日紹介する作家さん2名はライバル関係といってもいい2人になっています。
この2人は明治から昭和初期にかけて様々な数の名作を残しています。
また、よき教育者として日本の洋画界を先導していった方々です。

お互いの考えや表現の仕方に異なる点はいくつもありますが、経歴を見ていくと似ている部分も多々あります。

2人目の紹介する作家さんは、藤島武二さんです。


藤島さんは絵画を学ぶため渡欧しました。
その中で、イタリア・ルネサンス期に活躍した巨匠たちによる肖像画から東洋的精神がヒントになったそうです。

東洋的精神というのはどのようなものになるのでしょうか?
でも、たしかに日本の物と東洋の絵画には違いがあると思います。


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藤島さんの作品を見ていて思うことは、優しい筆のタッチが特徴的であり、細かいことにもしっかりと目を向けており観察力が活かされているのがわかりますね。