ジョルジュ・ルオーさんの作品を紹介します。

1871年 パリに生まれました。
1885年 当時14歳の時にステンドグラス職人に弟子入りをします。

後年のルオーの作品にはステンドグラスを思わせるような表現をしています。
装飾美術学校の夜学に通い、1890年には本格的に画家を目指しました。

もともとステンドガラス職人を目指していた名残からも、美しい色の出し方がきちんと考えられていて、色で遊んでいる様子がやまられると思います。

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絵の具を何層にも何層にも重ねることによって出来上がる盛り上がりや、色の混合が綺麗に見られるかと思います。

この作品からもわかるように、ものを描いて伝えるというものの他にも1つ1つのモチーフに対して簡易的な形を捉え、伝える作品作りがされています。
絵の具をたくさん使って構成された画面はいいなと思います。