今日は少し変わって日本の彫刻作家の紹介をします。

平櫛田中さんの作品を紹介します。

 

平櫛さんは岡山県に生まれました。広島県の平櫛家の養子になっていました。

大阪の人形師に弟子入りし、木彫の修行を行ったそうです。

 

平櫛さんの作品には師匠が人形師であった事もあり、流動感や生命力というものを感じる事ができると思います。

人体構造や質量を正確に表現する描写力、表面だけのリアリズムの追求だけでなく、モチーフの内面までをも表現しました。

 

木彫と思わせてくれないほどの美しい仕上がりがより魅力的なものになっていると思います。

 
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今、私は授業で仏像などの木彫のもののシュリについて学んでいるものがあります。

 

この授業でも古くからの仏像の欠陥を修復するというのはそのものがどうやって作られているかによって違うみたいです。

 

この像は一本作りなのか、割り剥ぎ作りなのかとか。

リアリティのある作品を作る上で保存方法も含め、どうやって行っているのでしょうか。