那波多目功一さんの作品を紹介します。

那波多目さんは茨城県出身の方です。

日本画家那波多目煌星は父を、歌人花香煌星は弟を持っています。

松尾敏夫さんに師事していました。


四季の花をモチーフにすることが多く、全体の絵は繊細なタッチをしていることが多く、細かな色味を綺麗に描いています。花びら一枚一枚を分けるような輪郭線のようなそんな描き方をしていますが、無理やりその認識をさせるようなことはなく、写実的ではありますが、平面的な要素も取り入れていて不思議な様子が描かれていると思います。


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葉っぱの濃淡にも気を遣われており、繊細な美しさをここにも表しています。

これだけの物を分けて認識できるまでの情報量というのでしょうか。
それはいいなと思います。