麻生三郎さんの作品を紹介していきます。
麻生さんは東京生まれの洋画家さんです。
美術の道に進むと決めてから、太平洋美術学校に行きました。
太平洋美術学校というのは、多数ある美術団体の源流だそうです。
また、ここから沢山の現在有名な画家さんが輩出されているそうです。
ここで、麻生さんは松本竣介さんに出会います。
それからしばらくして日本を離れてヨーロッパへと渡ります。
フランスやイタリアなどの美術の多い環境に触れることになります。
ここまでは麻生さんのお話をしていきました。
この作品の奥には何かを感じさせてくれるようなそんな色味が特徴的に感じます。
何層にも色を重ねることで映えてくる画面の構成が独特的だと感じました。
この作品の中に描かれるモチーフは一輪の花が描かれていますが、その花が画面上の左に描かれているには何か訳があるのでしょうか。
時折ツルのようなものが見えています。そのツルの様子であったり、葉っぱの様子を見てリアルな生命を感じさせてくれると感じました。
また、いろんな色が入ることで全体の印象は暗めになってしまいますがその暗めな色味を良さに変えてしまうようなそんな色の層になっていると思います。