宮本三郎さんの作品を紹介します。
宮本さんの作品の特徴は画面上にのせられている絵の具の量が多いと印象を受けました。
何回もたくさんの色をのせることによってリアルな立体感を描くことができる作品作りになっているような気がします。
この作品の中に描かれるのは裸婦を描いた作品になりますが、普段見るような裸婦の図とは違うのは背景や下に敷かれているものがいつもと印象を変えているのでしょうか?
ここまでのたくさんの色味を使っているのはなんとも美しいなと感じます。
皮膚の表現をする以上に深い表現だと感じました。
今でいうタイムラプラスで作品が出来るまでの色の使い方とかを一部始終撮影してみたいなと思います笑
この作品の中には、裸婦・人物像には本当に様々な色味が含まれているのが印象的だし、その色がこの印象をつけているような気がします。
他の作品を見てもわかりますが、宮本さんの作品は何重にも筆で絵の具を重ね続けておりそこからの表現の幅を広げていったと思います。
点描画までとは言いませんが、一筆一筆に込められる思いが違ってくるのかなと思いました。