小杉小二郎さんの作品を紹介します。
小杉さんの作品の特徴は、静物画を描くことが多いと思います。
また、花瓶に入った花の絵を描く作品も多く、その構図も全体としてまとまりがあっていいと思います。
この作品の中に描かれている花の種類はなんでしょうか?
私は花の種類に詳しくないのであんまりなんとも言えないのですが、配色とかはしっかりと考えられていてオレンジや黄色などの暖色を使うことで統一感のある作品作りができていると思います。
1つ疑問に思うのは影が描かれていないのが疑問です。
なぜ、影を入れなかったのでしょうか?
影を入れることで起こることといえば、やっぱりリアルさが生まれるということではないでしょうか?
写実的とは言いませんが、より一層現実的な絵に近づくのではないでしょうか?
しかし、その表現をしていないと見るとデフォルメされた状態で描かれているような作風になるわけなので、そのモチーフの特徴を残して描くということはできると思います。