今日の天気もまた晴れてない。。
どんどんと曇り空になっていって、雲がもくもくと空いっぱいでした。
友達と昨日話したことなのですが、
コミュニケーションというものは本当に大切です。
友達が今やっている課題は周りに話ができる友達がいないらしくてすごく寂しいし、夏休みで全く友達と会えなくて本当にぼっちすぎて、辛すぎるといってて、課題中には話せないし、コミュニケーションって大事なんだよ。って聞いてから確かに会話ない日はないな〜なんて思いました。
学校に来て話す相手がいないってなんかなんだろう。それに慣れてない人にとっては苦しいのなんのって感じだろうな。。。
さて続きまして、小杉放庵さんの作品を紹介したいと思います。
小杉さんの作品先ほどは明治・大正時代に描かれたもの、特に日本画というより日本画家になる前の洋画の作品を紹介しました。
今回は、その日本画に変えたきっかけとなった作品から紹介していきたいと思います。
この作品はよく見る小杉さんの日本画らしい表現になっているなと思いました。
モノトーンというか、一定の色味だけで表現するその技術がなんだかいいなと思いました。
日本画に転向した理由は、滞欧時にパリで観た池大雅の影響であったそうです。
元々作家活動をしていた人からしたら表現を覚えるのは容易いものなのでしょうか?
このなめらかな筆使いが軽やかでなんだか楽しげな感じが伝わってきます。
この垂れ下がった枝の表現や、葉のつき具合というかすごく丁寧に細かく表現されているなと思いました。
この作品は、屏風画ですね。
この作品の技法は明らかに日本画ですが所々に西洋画のような雰囲気も残したような感じがします。
日本画の表現って一概にはいえませんが、あまり陰影の表現をするイメージはないです。
この作品の中には、牛や人間の下には影が落ちていません。
これは何故なのでしょうか?
確かにこの作品の中に影を落としてしまうと画面がパッとしない、っていうことはあると思います。
特に洋画は、時代が流れるにつれて絵に変化もあり、また表現の禁止もありました。
この作品は、童話のような物語性も感じることができる気がします。
動物と人間が会話をしているような、今にも動き出しそうなそんな感じが見えてくるような気もします。