藤田嗣治さんの作品の紹介をします。

この間、テレビで藤田さんの特集のようなものがやっていました。


藤田さんも、日本での作家活動からフランスにやってきてそこで作家活動をしてきた作家の一人です。


藤田さんの描く作品は、なんだか時折寂しさを感じます。
特にそんな描写があるわけではないのですが、どことなく寂しさを感じます。


藤田さんの作中には猫が出てきます。

藤田さんは猫の作家とも呼ばれていたみたいで猫が好きだったみたいです。



猫の影響力はとても強かったんだなと思わせます。



また、この作品からは愛情を感じることができます。

猫も子猫と親猫のような構図になっていて、その親猫の愛情と、それを微笑ましく思いながら描いた藤田さんの愛情が重なって二重となって読み取れるような気がします。



この自画像は、どういったシチュエーションから来るのでしょうか?
何か縫っているようにも見えます。

この作品では藤田さんは自画像と言っていますが、何かの訴えなのでしょうかね。