「あれ?あそこに居る人相葉さんじゃないですか?」

「え?!」
かわもっちゃんの言葉に振り向く。


「まさか、違うでしょ」
「いや、たぶん相葉さんですよ」


「...相葉さん?」


「あ、かわもとさん、こんばんは!」

「ほらやっぱりそうでしたよ!♪」


「ま、相葉くん、どうしたの!?」
「しょ、櫻井くん、すごい偶然だね!」

(雅紀…部屋でゆっくり休めって言ったのに。なんでだよ!
おまえみたいなカワイイやつが
こんな時間に一人で出歩くなんて。
しかも海外、襲われるぞ!!
ちょっとは自覚しろよっ…心配で仕方ないだろ~!)


「まさかこんな時間にこんなところで会うなんて。
どうされたんですか?」


「いやー、みんなでご飯食べてて、
終わって部屋帰ったのに、
コンサートの興奮の余韻かわっかんないんですけど、
なーんか寝付けないから
ちょっと夜風に当たろうかなーなんて思って…」


「あー、そうなんですか~。
いや~、僕と櫻井くんは今、夜会なんですよ♪」


「あー!そういえば。今日だったんですね~♪

それにしてもホントすごい偶然!」なーんて大げさに笑って。

今日が夜会だって事ガッツリ知ってたけど。
実はさっきまで翔ちゃんと一緒に居たけど。

わざとらしく知らない振りをした。


でも、翔ちゃんがここに来てるってことは
ホントに知らなかったんだ。
だからやっぱりすごい偶然だよ。

ハワイで、こんな場所しかもこんな時間、
俺たちやっぱり運命の恋人じゃない?


「じゃあ、俺そろそろ部屋戻って寝ます。
かわもとさんも、櫻井くんも、収録がんばってください!
お疲れさまでした!OA観ますね♪」

そういって雅紀はホテルへと帰って行った。


あークッソー!!
ほんとなら2人でビーチでイチャイチャできてたのに~(泣)
なんて心の中で叫んでてもしょうがない…


「さあ、櫻井さん、そろそろ行きましょうか」

かわもっちゃんの言葉に促され、俺たちはビーチを後にした。