
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は引っ越し作業も一段落してちょっとだけ落ち着きました

なので、ちょっとこんなのを投入してみました。
ほんとに駄作ですが、
「ふーん、まあ別に読んでやってもいいけど?」って
言ってくださる方は
まあ試しに読んでみちゃってください

あ、エロはないです。
では、よろしゅう~

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「どこまでも」
人はどこまで誰かを好きになれるんだろう。
「好き」って気持ちに限りってあるのかな?
「雅紀…
愛してる…」
その綺麗な顔も、長いまつ毛、黒目がちな大きな目、
色っぽい唇も、
肩の大きな痣も、
俺に絡みつく細くて長い手足も、
いつも俺の名前を呼ぶ甘く優しい声も。
優しくて可愛くて思いやりがあって
純粋でまっすぐで一生懸命で努力家。
天然だけど繊細で、でも芯はしっかりしてて、
そのくせ寂しがり屋で感激屋で涙もろいところ。
他の人にはしないのに俺にだけ甘えてくる所も。
そして、俺を虜にするその体も…
数え上げられない。きりがない。
とにかくもう、全部全部愛しくてたまらない。
おまえを形成してる要素全てが、お前の存在自体が愛しいんだ。
雅紀がいない俺の人生なんて考えられない。想像したくもない...
さんざん啼いて何度も果てて、
今、俺の胸に顔をうずめて天使のような顔で寝息をたてている、
愛しい恋人のサラサラで柔らかな髪を撫でながら
そんなことを思っていた。
.
..さあ、俺も少し眠ろうか。
ずっと会えない日が続いて、やっと会えた昨夜は
かなり激しすぎたから
俺もちょっと疲れたしな…
「雅紀、愛してるよ。おやすみ」
そう言ってそっと雅紀を体から離し、
もう一度雅紀の髪を優しく撫でて、俺は眠りに落ちた。
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…ん。
あれ、そうか。俺、寝ちゃってたんだ。
ふと隣に目をやると、穏やかな寝息を立ててる大好きな人…
しょうちゃん…
疲れたよね。あれだけ俺を啼かせて悦ばせてくれて。
いつにもまして激しかったもんな…なんて
思い出すだけで顔が赤くなる...
しょうちゃん...
だいすき。だいすき。だいすき。
どれだけ言っても足りないぐらいだいすき。
しょうちゃん、俺がどれだけしょうちゃんの事好きか
わかってないでしょ?
俺は、しょうちゃんが居ないと生きていけないよ。
っていうか、しょうちゃんの居ない世界なんて…
そんな人生なんて….
考えたくない。きっと死んじゃう。
俺はね、きっと、しょうちゃんに逢うために生まれてきたんだ。
しょうちゃんに逢えるように神様が俺を誕生させてくれたんだ。
しょうちゃんがいない俺の人生なんて…
なんて...そんなこと考えちゃったら涙が出てきた。
「グスっ…グスっ」
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…ん、んぁぁ…
あ、寝てたんだな。
小さく伸びをして、
隣で、俺に背を向けて眠っている可愛い雅紀を見る。
...何か様子が変だ。
起きてるのか?小さく肩が震えてる。
「…雅紀?」
「あ、しょうちゃ…グスっ…ん、おは、よ…グスっ」
俺に背を向けたまま言う。
泣いてる?…
「雅紀!どうした!?もしかして、腰…痛いのか?
ごめん、俺、おまえの事になると歯止めきかな…
「ちがうの!グスっ…
あのね、さっき目が覚めてしょうちゃんの寝顔見てたら、
グスっ…すごく幸せで嬉しくて、
胸がきゅぅんって...グスっ…なって…
しょうちゃんがいなくなっちゃったらどうしようとか
考えちゃって、
そしたら悲しくて辛くなって、
なんかもう感情がわけわかんなくなっちゃって涙が出てきたの」
「雅紀…」
「ごめんね!だから、腰痛くないから心配しないで?」
「雅紀…」
「ん?もう大丈夫...もう泣いてないよ。」
「雅紀。」
「ふふふ…なあに?しょうちゃん」
そういって柔らかく微笑む雅紀をまた俺の胸に抱き寄せる。
「俺もさっき、雅紀の寝顔見ながら同じ事考えてたよ。」
「え?」
「雅紀がいなくなったら…って。
俺が人生で一番辛い事はおまえを失う事だよ。
おまえを失うぐらいならいっそ死んだほうがマシだ。
雅紀がいないと俺は生きている意味が無い。
そんな人生いらない、雅紀しかいらない。
雅紀しか欲しくない…」
「しょうちゃん…」
雅紀のきれいな瞳からまた涙がにじむ。
「同じタイミングで同じ事考えてたって、
やっぱり俺たちは運命の恋人なんだな。」
「しょうちゃん…
すき。すきなの。だいすきなの。
もう何百万回言ってもまだ足りないぐらいすきなの
離さないで… んっっ」
「離さない...
離すもんか。一生離さないよ。
雅紀が、もうやだ、離してって言っても離さない。」
俺は雅紀のやわらかくて可愛い唇を塞ぎ、
目にたまった涙をぬぐうようにやさしく口づけをして、
雅紀の指に俺の指をからめた。
…ああ、人はどこまで誰かを好きになれるんだろう。
「好き」って気持ちに限りは…
きっとない。
好きで好きでどうしようもなくて、
それでも、もっともっと好きになっていく。
どこまでもどこまでも…
「雅紀、愛してるよ…」
俺はそう囁いてまた雅紀をシーツの海に沈めた。