ボリビア最強伝説 | トリハダハウソヲツカナイ
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おら!



アマゾンって聞くだけで心が燃え上がるのを感じるのは僕だけでしょうか?


でもブラジルのアマゾンに行きたいけど値段が高すぎて行けないという僕みたいな人は、ボリビアのアマゾンに行きましょう。


ボリビアのアマゾン、ルレナバケにはジャングルツアーやパンパツアー(湿原)などが格安で、さらには手付かずの自然が残っているらしいです!



ラパスからルレナバケまでは、何通りかの行き方(生き方)があります。笑


①根性あり金なしバックパッカー向き。
ラパスからルレまで往復バス。(片道18時間往復、200ボリ以下)
死の危険性あり。

②金持ちブルジョワバックパッカー or スーツケーサー向き。
往復飛行機。(片道45分、料金往復1200ボリぐらい)

③金はないけど時間もないバックパッカー向き。
片道バス、片道飛行機。(時間①+②、料金往復700ボリぐらい)
死の危険性あり。

※1ボリは約13円。


死の危険性と書いたのはラパスーコロイコ間にはデスロードという毎年200人以上の死者が出ている細すぎ+山道+ガードレール無し、という道を通らなければならないからです。



僕はラパスの宿で出会った大阪の某有名大、スペイン語学科に通ううめちゃんとタッグを組み、時間が無いので③でルレナバケに向かう事にしました。


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写真一番右が今回タッグを組んだうめちゃん



そして出発前夜の宿での作戦会議中の事だった…


デスロードで死者が出ているのは主に雨期なので乾期の今は余裕だと思い、宿にある日本人向けの情報ノートを見ていると…


「9月某日、ルレに行く途中にバスが転倒し同乗していた2人が亡くなりました…」


死…


しかも9月という乾期に。


大型バスで行くと崖から落ちる可能性があるので新しいルートはないか探した所、ラパス~コロイコ間はワゴンのような小型バスがありコロイコ~ルレもバスがあるではありませんか!



そこで新しい行き方、③改(ラパス~コロイコ、コロイコ~ルレ)で行く事にしました。


これで直通のバスではないものの、死の危険性はほぼゼロに近くなります。


おまけに直通で行くより、なぜか6時間も時間短縮が可能という情報を手に入れました。


直通バスだと翌朝着いてそのままツアーに参加というものですが、このプランはその日の夜にルレに着いて一晩しっかり寝てからツアーに参加できるのです。


グッジョブ僕ら!!!



僕らのプランをもう一度書いておきます。

①ラパス~コロイコ(小型バス) 10時半ラパス発
②コロイコ~ルレナバケ(バス)
③ルレで一泊、しっかり睡眠 22時半ルレ着
④翌朝から元気に2泊3日パンパツアー参加



最高のプランを描きながらバスターミナルへ。


そして実際は…


①朝10時半 出だしは順調、ラパスで小型バスの客引きのおばちゃんが「このまま行くと上手くコロイコ~ルレのバスと連携できて今日中にルレに着けるよ!」とありがたい一言を信じてバスに乗り込む。


②ラパス~コロイコを小型バスでデスロードを回避することに成功。


③コロイコに着くと「バスは明日しかないよー。」のまさかのチケット売り場のおばちゃんの一言で早速プランが狂う。


④「××町(マイナーすぎて名前も忘れた)まで行けば、ルレ行きのバスが15時にあるからそこまでバスで行きな!」と言われ自称バスという乗用車に乗り込む。現在12時半、ルレ行きのバスがある町までは2時間。


⑤コロイコを出発直後、運転手が車のタイヤを替え始め時間の大幅ロス。

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⑥砂埃が凄すぎるのに、運転手は窓を開けっ放しにして体中真っ黒に。さらには暑すぎて汗だく。運転手は「山道も楽しいだろ?」と余裕の表情。


⑦15時に間に合うはずもなくバスには結局乗れず。


⑧ここでタクシーしかルレまで行く方法はなくなった。同じくルレに行きたいイスラエル人カップル2人組に声を掛けられ、さらにおばちゃん2人を追加し6人でタクシーに乗り込む。この町から6時間かかるらしく、しょうがなく高額の100ボリ支払う。


⑨このまま行けばこの日のうちにルレに着くので少しテンションが戻る。タクシーに乗ってから4時間後、おばちゃん達をユクモという町で降ろし、運転手はここでご飯を食べろと言う。


⑩食べる場所を探している間にタクシーは元の場所から消え去り、逃げられたと思い焦り過ぎて食事どころではなくなる。


⑪運転手は何事も無かったように戻って来てまだ食事をしていない旨を伝えると、近くの屋台に立ち寄ってくれた。ここで注意!ボリビアの屋台でお持ち帰りにすると、米だろうが肉だろうが関係なくスーパーの袋に食べ物を直接ぶち込まれます!!!そして手で食べろと笑顔で言って来ます!!!


⑫タクシーの中でスーパーの袋から米と肉を食べていると、イスラエル人のカップルはビールを飲み始め、さらにはイチャつき、半端なくうっとおしくなってくる。


⑬運転手は運転手でルレの行き方を知らないらしく、道行く人に訪ねて先に進む。


⑭運転手がいきなり「眠い…10分だけ寝かせて…」ととんでもない発言で車を止める。しかしそこで車を降りて見た星空は人生でも間違いなくトップ5に入るようなものだった。アマゾンに対するワクワクがこの時最高潮。


⑮運転手が10分経っても起きそうにないので、起こしてタクシーを先に進めること1時間。


⑯ついに深夜1時、ルレナバケに到着。


⑰こんなに遅くなるなんて思っていなかったので宿を予約していなかった。どの宿も閉まっている様子で、タクシーの運転手と一緒に宿探し。


⑱深夜2時、ついに安宿を見つける。


⑲運転手が「10ボリ、チップ。」と寝といてまさかのチップを要求。仕方なくチップを払う。


⑳4時間しか寝れないという中途半端な状況の中、就寝。



ボリビア人よ…


健康を届ける前にもっとしっかりしてくれ…


$トリハダハウソヲツカナイ


もうここまで来ると笑いしか出てこない。


ボリビア楽しすぎだぜ!!!!!!!!!!



ちゃお!



さぁ、今日は何位?
僕らは無事にパンパツアーに参加できるのか?笑

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