【自分自身がパワースポットになればいい‼️】arrows 社長

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ギロっ❗️
眉間にしわを寄せた、ホストクラブの黒服から
訝しそうな視線を向けられながらわれわれは掃除を続けた。
2004年 歌舞伎町午前5時30分。

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新潟県 十日町 日本を美しくする会 
十日町中学校大会
認定NPO法人日本を美しくする会 
1部 会長田中義人さんの公演 演題
「掃除のおかげで、人生も、
会社も良くなりました」
2部 生徒、教職員、
世話人での中学校のトイレ掃除
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イエローハットの創業者、
日本を美しくする会を作った鍵山秀三郎さん率いる日本を美しくする会が
はじめた歌舞伎町街頭清掃。
当時の歌舞伎町は、
臭くて空気がよどんでいて
犯罪が多かった。
とても女性が近づけるような
街ではなかった。

その街を、月に一度、
掃除の会の世話人と一般の方、
総勢100名〜200名ほどで掃除を始めた。

タバコの吸殻や空きカンを拾い、
ドブの蓋の役割をするメッシュの
グレイチングを開けて、
ヘドロをさらう。
それによって匂いが無くなる。。
当時の歌舞伎町、グレイチングを
開けると、
キャッシュカード、
パスポート、財布などが捨てられていた。
まさに犯罪の街そのものだ。

店の前にある、縁石と道路に
かかっている斜めになっている鉄板。
その下にゴミがたくさん詰まっており、そこも臭いの元になっている。
その上にホストクラブの黒服が
立っている。
僕は「すみません。
そこを掃除したいので。
よろしいでしょうか❓」
黒服は、横目で「ギロっ!」
こちらを見る。
 「くだらねぇことやってんじゃねぇよ❗️」
。。。。。。
と言われるのかと思ってドキドキする。
しかし、
黒服は何も言わずに鉄板から降りる。
「掃除させてくれるんだ」
ほっとして掃除をする。
そして、鉄板を持ち上げると、
何者かが逃げる❗️
「なんだ?」
でかい❗️
うさぎくらいの大きさだ❗️
良く見ると、ドブネズミだった❗️

鉄板をの下に巣を作っていたのだ。
歌舞伎町のネズミはうさぎぐらいの
大きさがあるのだ。

そんな掃除を1年くらい掃除を続けた。
が、全く町がきれいにならない。
臭いが取れない。空気がよどんでいる。

困った、田中会長は鍵山秀三郎相談役にアドバイスをもらいに行った。
「鍵山相談役。
歌舞伎町の街頭清掃の件です。
毎月みんな一所懸命掃除をしていますが、全くきれいにならないのです。
どうしたら良いのでしょうか❓」
相談役はこう言った。
「田中くん。3年は続けてみてください。
そうしたら必ず歌舞伎町の街がきれいになるはずです。」
田中会長は
「そうですか。わかりました。諦めずに頑張ります❗️」
それからも街頭清掃は毎月行われた。

”歌舞伎町をきれいにするんだ❗️
臭いを消すんだ❗️
荒みを無くそう❗️犯罪を無くそう❗️”

そんな強い意思で掃除を続けた。

2年ほどたった頃、
いつものように掃除が行われた。
臭い。空気がよどんでいる。
いつもの歌舞伎町。
しかし、掃除の終わり間際、
誰かが言った。
「あれ?臭いが無くなってない❓」
「本当だ❗️て言うか空気が
変わってない❓」
そこにいたほとんどの人がそれを感じていた。
空気が変わった瞬間だった。
みんなの想いが通じた瞬間だった❗️
朝日がキラキラとした歌舞伎町を
照らしていた。

田中会長や世話人は涙を浮かべていた。
歌舞伎町が変わった。。。
その瞬間を体感した。。

歌舞伎町!今は本当にきれいだ
新宿署の調べでは、
犯罪が50%減ったと報告をもらった。
諦めない、みんなの想いが行動が通じたんだ。
そう、思った。
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そしてこんな話も。

掃除は、本来その物が持っている
美しさと機能を引き出す。
掃除をするということは、
問題に向き合うということであり、
今を受け入れることである。

田中会長はバブル崩壊とともに
会社の業績が悪化。
そんな時に鍵山秀三郎相談役に出会い、掃除をすることにした。
それにより会社の業績が回復した。
掃除と会社を良くする事は同じだと言う。

場が汚れる(会社に問題が起こる)
➡️場に身を置く(問題を受け入れる)
➡️ 汚れに手を入れる(問題に触れる)➡️汚れを落とす(問題を解決する)
➡️きれいになる(本来の機能を取り戻す)➡️場が落ち着く(安定する)
➡️そして発見がある(また成長する)
ということだった。
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会社の業績が悪くなった時に、
外に向けて行動したり、
新しい事を始めるより
足元の問題に向き合い、取り組み、
本来の持っている機能や能力をもう一度
取り戻すことが、
やるべき事なのだと感じた。

そして、新たに投資するよりも今ある資源を活かしきる。
それらが大切なことなのではないかと感じた。