イスタンブール。
歴史地区の石畳の坂の途中にとったホテル。窓を開けると海風が一度に
入ってきました。海が近い。
窓の下をスミットというゴマ付きのリング状のパンを売るおじいさんが屋台を押して坂をのぼっていきます。
少し先に、マルマラ海とボスポラス海峡の入口、そして青い空が見えます。
屋上のテラスからは、アヤソフィアとブルーモスクの尖塔が古い街並みの屋根々の向こうにたっています。
同じ様で建つ2つの建造物ですが、千年の時の差があります。
そして、ここからは金角湾の入口までが望めます。
1453年、コンスタンチノープル陥落の時、オスマン帝国の軍船で埋め尽くされた海です。
千年続いた東ローマ帝国最後のときでした。
そのローマ帝国がここに首都を置いたのが330年、日本は仁徳天皇の時代、古事記や日本書紀の時代です。
歴史地区を歩いていると、そここに
1700年以上を経たローマの遺稿が残っています。その中心ソフィア大聖堂にいきました。長い年月を経て今だに残り漲る人々の意識が、アルカイックレコードの如く残っているようでした。
コンスタンチノープルの陥落、ビザンツ帝国の滅亡は、この一つの事件が、その後の世界の歴史を大きく変えることになります。
オスマン帝国の支配はベネチアやフィレンツェの貿易商人の活動を困難にし、インドや東南アジアとの新たな貿易路を求めて大航海時代が初まります。
それが、アメリカ大陸の発見、アステカ、インカの滅亡へと繋がりました。
イスタンブールから地中海岸のリゾート、アンタルヤへ。
陽光の強さと、乾燥した大気が今まで行ったことのあるどことも、違う感じです。
そして出迎えの車に乗り、
アンタルヤからさらに南下して
インターナショナルアートワークショップの
開催されるオリンポスへつきました。
ところどころに岩肌をみせ屹立する山波。
その谷間にオリンポスはあります。
オリーブの葉が海風に揺れています。
オリンポスのメインロードは未舗装、
その脇にコテージやツリーハウスが続きます。
往時のネパール、ポカラのレイクサイド、
バリ島のパタンバイのような感じ。
建物のレベルは、コピーピーかコサムイ。
さらにその先にはギリシアなのか、
ローマ時代のビザンツ遺跡なのか、、
が現れます。水路遺跡の趣き。
遺跡を抜けると
夕暮れ間近、黄昏の
地中海の紺碧が
広がりました。

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