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夜半過ぎ、個展前最後の窯出しをしました。月が西の森に沈んだ後、東の稜線から昇ってきた冬の星々は、澄んだ大気の中で過去のままの輝きを保っていました。それは過去の記憶につながり、さらに新しい記憶に上書きされる契機を与えるそんな衝動を内包しています。
連続しての窯焚きは、薪の量と炎の具合を直前の焼き上がりを見て微調整できるので、焼きは良くなる傾向にあります。今回も炎が被った棚もなく良い焼き上がりです。
磨いて仕上げ、水洗いした器は、庭の芝生の上で朝日を反射して煌めいてます。里山から出て明日から表参道で個展です。
個展の前はいつもなんだか不安です。まだ先があったのではとか、、、。
今朝は、ひと足早く秋がやって来たかのような、冷んやりした大気と高い青空が広がっています。こんな空を見ていると、なぜかいつもサンタ・カタリーナ・パロポを思い出します。青い絣の村。アティトラン湖畔の村です。あの時、見た空がこんなだったのか、早朝に着いた村の大気がそうだったのか、それは思い出せない。