昨日バズの事を書いて、いろいろ考えた。



バズになぜ闘病の道を選んだか?

アタシは何に、こんなにこだわったのか?


バズが病気になってからの経緯や事柄を順を追って思い出してみてた。

この日記も読み返して、大事な事を思い出した。

そう、そうだった。

バズは病名が分かる前に、急に片目が腫れ上がって見えなくなったんだ。

それも、片目だけじゃなく両目全く見えなくなってしまったんだ。

それも急に、全く見えなくなってパニックを起こして

全くご飯も食べれなくなって、お水もどこにあるか分からなくなって

あちこちぶつかりながら歩くようになったんだ。

ぶつかりながら自分の小屋を探して入り

不安になると小屋の前に立ちつくし当て所もない方向を見上げていた。

あんなに悲しくショックな姿はなかった。

呼ぶと一生懸命耳を立て確認しながら駆け寄ってくる

全く見えないから急いで来たいのに、一歩が怖くて踏み出せなくて

よろよろ近寄って来た。


あぁ。

なんで、こんな大事な事忘れてたんだろう。。。。。。。。。



そう、それでこれは一刻の猶予も無いと思って

病院を変え、検査も急いで貰ったんだ。


新しい病院の先生には目が見えるようになる。という保証は何もないけど

やはり、いわゆるガン細胞の一種が作用して目が腫れ上がったとも考えられるから

抗がん剤による治療をしてみるのは手かもしれないと言われたんだった。

もし、ここで延命だからとか、治療はかわいそうだからとか思ったら

治療をしなかったら、アタシ達はバズの余命を、死にゆくバズを

全く目の見えないバズをどうしてあげられたんだろう。


せめて、目が見えていたら、ほかの選択肢もあったかもしれない

でも、アタシ達には選択の余地は無かったんだ。

あんなパニックを起こしてさまようバズをそのままにはしておけなかった。

アタシはだからバズの抗がん剤治療にこだわった。

とにかくこの腫れ上がって飛び出してきてしまった目をどうにかしてあげたかった。

本当に破裂するんじゃないかと本気で思って

看護婦の妹に破裂しちゃったらどうしよう!!!て言ったら

「姉ちゃん!さすがに破裂したりはしないよ。」

って、冷静に返されたけどねぇ。。。。。。

いよいよ、危篤状態になった時も

でも、もしも、もしもの時、どうしたらいいんだろ?

人間ならどうするんだろう?どうするの?

って聞いたら、冷静に

「ねぇちゃん。人間には救急車ってもんがあるんだよ。

あれで病院に来るから、みんな最後は病院で最期を迎えるんだよねぇ、きっと。」

そうだよねぇ。。。。そうでした。



あんな状態で生きるなんて、人間にはしない、安楽死でもしてあげれば良かったんじゃん!

って他人は思うのかなぁ?

そんな選択ってある?


あるわけないじゃん!!!!!


バズはウチの子供であり弟で家族で愛するだけの子なんだよ。

何とかしてあげたいじゃん!救ってあげたいじゃん!

バズの不安が無くなるなら何でもしてあげたかった。


バズには抗がん剤が効いて腫れて飛び出てしまった方の目は失明してしまったけど

もう片方の目には光が戻ったし、腫れも引いた

おかげで、ご飯もしっかり見て食べれるようになったし

大好きなお散歩も出来る様になった。

これがいつまで続くのかは分からなかったけど

やっぱり出来ることなら、最期を迎えるその時まで、少しでもいいから長く保ってあげたかった


これがいけない事だったかなぁ?

バズの為だと思ったけど苦しめたんかなぁ?


最期はだんだん食べれなくなったけど、お散歩にだけは行きたくて

寝付いてしまう10日前まで自分で歩いて出掛けて

帰ろうって言っても帰らず途中で力尽きて抱かれて帰ってきて

カッコ付けだから散歩友達が居る前では抱かれるのを嫌がって怒るくせに

誰もいなくなったら大人しく抱かれちゃって

MAX20キロはあった体重も、最期12キロまで減っちゃって

げっそり、小さくなっちゃって

おしっこパットでオシメしてカッコ悪いもんでネネの手ガブガブ噛んで

そんな力残ってないだろうってくらい力で

バズが死んじゃった後もネネの手にはバズの残した噛み痕が青あざで腫れて残ってたんだぞ

今でも手に痕残ってる。


本当に手のつくしようが無くなって、先生にも相談したけど

お水が飲めなくなって、入院して点滴ってもあるけど

ここまで一生懸命めんどうを診て来て上げてのだから

どうか、お家で最期を看取ってあげてください。って言われた。

あんなに可愛がってた父は最期の日、夜勤で一緒にいてあげれなかった

バズ、おじいさんかわいそうだっよ。

最期抱いてあげながら見送って上げたかったって、泣いてたよ。

もぉ、最期までええかっこしいで逝っちゃうんだもん。

ネネが呼んでも一度も戻ってきてくれなくて

でもさ、最期に呼んだよねぇ?ネネにだけ聞こえたよ。

ちゃんと隣の部屋にいたネネに 『ハゥ!』声かけてよねぇ?

あれが無かったら次の寝返り時間までバズが亡くなったのに気が付かない所だったよ

隣に寝てた母ちゃんが気が付かなかったんだから

絶対アタシにだけ声かけたんだと信じてる。

バズにとってネネは絶対だもんねぇ!




あぁ、ホントだねぇ、いつかは死んじゃうんだねぇ。

あぁ、まだ、ぎゅーーってしたかった。バズは嫌がるけどねぇ。

背中と背中がくっ付いてるくらいの距離が良かったねぇ。

ただいまーーーーって声かけると

一生懸命、「ウォ、ウォォォォォーーーーー!」

ってバズなりのお帰りを言ってくれたねぇ。

車が大好きだったのにすぐ車酔いしちゃって、「ゴポッ」って言いながら戻しちゃって


本当に面白い子だった。

ウチのアイドルだったよ。ツンデレがまた良くってね。

近所のワンコにも人気で

「ウチの子、バズ君とだけなら仲良くできるんです!」

って言ってくれる子沢山いたよねぇ。

女の子にもモテモテで良くすり寄られてたねぇ。

同じ様に寄っていくとパープルは怒られてねぇ、パープルとは会ったかなぁ?

バズのお友達は、もぉ沢山天国にいるから寂しくないかなぁ

ベルはきっとまたヒックリかえって迎えてくれてるねぇ

バズが亡くなったって聞いて沢山の人が最後のお別れに来てくれたねぇ

ネネ達本当にびっくりしたよ。

あんなに沢山のお花もらって、人間が亡くなったって

あんなに駆けつけて泣いてくれる人、きっと少ないよ。

アタシが死んだってきっとあんなに悲しんで泣いてくれる人は居ない。

凄いよ、バズ。



こうやって書いておくことは大事だって改めて気が付いたよ

大切な事なのに、バカだから忘れちゃうんだねぇ

たまには思い出して書いてみる。





ネネの事忘れずに、バズ待っててねぇ。