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去年の2月に娘と劇場で鑑賞したフランス映画「汚れたダイヤモンド」
切ないストーリーでした。
よっぽど娘はこの映画を気に入っていたようでフランスでこの映画のDVDを偶々発見してまた観たくて購入していました。
再び観て、又見直したいっていうくらい気に入っているそうです。
去年はよく聞き取れなかった映画のセリフを理解出来るようになって
他にも久しぶりに観たフランス人ユーチューバーの動画も渡仏前は理解出来なかった部分が、こんなこと言っていたんだとだいぶわかるようになってきて自分のフランス語が以前より進歩してるのを感じることが出来て嬉しそうでした。
私の方が先にフランス語を独学で学習してましたが、完全に抜かれました。
まだ語彙力は私の方が少しはあるかもしれませんが、聞き取りとスピーキングでは娘に先を越されました。
渡仏して10ヶ月、この10ヶ月でリスニングとスピーキングは本当に伸びたと感じました。
確実に進歩してるのをまた感じて更に安心しました。
フランス語を忘れないように、毎日フランス語を聞いたり、時々フランスにいるお友達とビデオチャットをしてます。
以前は娘の姿を見ながら、本当に留学できるのか、現地で正規入学出来るのか、果たしてどのくらい留学するまでにフランス語を身につけられるのか、渡仏してからもどのくらいでそれなりに理解出来るようになるのだろうかと思っていました。
いつものんびりマイペースでコツコツ勉強するタイプではないので、正直大丈夫だろうかと心配していました。
しかし、娘を見ていて、本当にいい感じにフランス語が上達しているので、これはやっぱり大家さん一家が近くにいて、毎日ではないにしろ、彼らと交流があったおかげなのかなぁと思いました。
また、日本でもある程度勉強してから渡仏したことも本当に良かったと思います。
もし、学生寮に1人で暮らしていたら、どうなっていたか。
久しぶりに隣人のマダムに会ったら、フランス語上手になったわねと言われたそうです。
最初の頃は学生寮には入れなくてどうしようと思っていましたけど、結果的にあの場所に住めることになってこんなにもよくしてもらえると思ってもみなくて、大家さん一家にさまざまなことで沢山お世話になりました。
大家さんの奥さんは娘にとってフランスのお母さんみたいな存在になっています。
絶対また遊びに行きたい、クリスマスは一緒に過ごしたいと言ってます。
そして、プレパのクラスも日本人は娘1人だったのでそれも本当に良かったのだと思います。
もし、クラスに日本人がいていつも日本人と日本語ばかりで話していたら、また状況はきっと違っていたでしょう。
まだまだ語彙も足りないですし、読み書きが苦手なので頑張らないといけませんが、リスニングや会話が先に向上してることは決して悪いことではなく
まるでこどもが言語を学ぶように学べてる部分もあっていいのかなと思っています。
9月からは恐らく留学生、フランス人以外の外国人は娘を含めて、いても数人、2ー3人いるかいないかって感じなので、フランス人ばかりの環境になりますから、更にフランス語が鍛えられるでしょう。
授業についていけないという状態にならないといいなと願ってます。
娘曰く、若者の話すフランス語はスラングも多いし早く話すので、聞き取りが大変でわからないこともよくあり難しいと言ってました。