早いもので娘が渡仏して7ヶ月が経ちました。

 

本当によく頑張っています。

 

食費も節約しようと頑張ってくれていて、無駄遣いしないように気を遣いながら留学生活も送ってくれていて

 

1人で知らない土地へ行くって楽しい部分もある反面、心細い時も絶対あると思うのですが、たくましくやってます。

 

受験のため別の街に滞在中の娘と先日メッセンジャーのビデオチャットで話をしました。

 

途中、クラスメイトが面接を終えて部屋に戻ってきたので

 

私はそのまま残されて、向こうで話しているのが聞こえてきたのですが

 

フランス語がさらに上達しているのを感じました。

 

まだまだ語彙力は足りないでしょうし、読み書きも苦手だと思うのですが、娘を見ていると聞いたり話したりするのは結構得意で吸収が早いような気がします。

 

英語の時もそうだったのですが、文法的に多少間違っていても知ってる単語をなんとか繋げて文章にして話そうとしていました。

 

通常中学英語など勉強して読み書きができても、いざとなると話せない人が多い中、学んだことを利用して積極的に話そうと試みることをよくしていたので、フランス語でもそれができてるのかな〜と思ったりしました。

 

渡仏したての頃も会話の方は意外に大丈夫で、いろいろな人たちと会話していてもちんぷんかんになることはなくついていけていました。

 

日本で2年数ヶ月学んでいたことがすごく助けになっているのだと思います。

 

また、初日から大家さん一家と過ごしたり、4歳の息子さんと絵本をしばらくの間毎日読んだり(今は忙しくてしていないそうですが)、クラスメイトたちとフランス語で話すこともしてるので、それもいい練習になってるのでしょう。

 

しかし、フランス人に早口で話されたりすると、人によってはやはり聞き取れなかったりってことはもちろんまだまだあるようなので、たくさん色々な人のフランス語に触れて語彙を増やして慣れていくしかないのだろうと思います。

 

留学前は大丈夫かな〜と危惧していましたが、ホームシックにもかかることなく生活にも適応しているようで、フランスは娘に結構合ってるのかもしれません。

 

とは言ってもまだ7ヶ月なので、本当の大変さを体験していないだけなのかもしれませんが。

 

これから滞在日数を重ねていく中でまた葛藤やジレンマにも出会うのかもしれないし、今は受験で本当にその大変さを感じてるようなので、様々なことを乗り越えた先にきっとさらなる成長が待ってるのだと思います。

 

受験の旅をしている間に先週プレパのクラスが終了しました。

 

学校を休んでいる間に終わってしまうってちょっと残念ですね。

 

まぁ、娘だけではなくて他にもいろいろなところで受験している人たちがいるので、お休みの生徒たちもきっと多かったと思います。

 

最後にみんなで食事をする会があったそうですが、もちろん出席できませんでした。

 

9月にコースが始まってから4月まで、本当にあっという間です。

 

実質7ヶ月ぐらい。

 

冬休み、春休みもあったので、ひょっとしたら実質学校へ行ったのは半年ちょっとだったかもしれません。

 

そうやって考えるとプレパのコースは短いです。

 

9月ー12月はフランス語に慣れつつ、勉強しつつ、美術史やアートのワークショップに参加して学ぶ、途中スイスやイタリアの芸術関連の場所の視察などもありました。

 

1〜3月の間が美術学校への出願期間(学校によっては2月の末までのところもあれば、4月の初めまでの締め切りのところもある)になり、3月の終わりから5月の間に試験があっちこっちで行われるので、1−3月が出願準備のために大忙し、試験の準備、ポートフォリオの作成、面接の練習といった具合。

 

作品制作が一番大変で、物によっては時間もかかるでしょうから、あともう半年あってもいいぐらいかなと個人的には思います。