新しいオーディオブックを物色していたら、Outlanderという本が気になり聞き始めました。


毎回聞いている本は大抵実用的な内容、自己啓発系、著者自身の体験談など、実際にあったことをもとにしているものが多く、小説はほとんど聞いていません。

 去年フランス語の小説を聞いていたこともありましたが、長編で1人のナレーターがすべての登場人物を表現するので聞いていて途中で飽きてきてしまい、それ以来登場人物が沢山出てくる小説は聞くよりやっぱり読むほうがそれぞれの登場人物がどんな人物であるか自分なりの想像を掻き立てられていいのかなぁ~と思って小説を聞くのは避けていたのですが、急にまた、小説が読みたくなってしまいました。

Outlander: A Novel/Diana Gabaldon
しかし、今はそんなに時間もなく、隙間時間に読むより聞くほうが俄然楽なので、頑張って 今度は英語の長編小説の耳読書にも挑戦してみようかしらと思って、ミステリーなら面白いかも~と最初は映画ゴーンガールの原作本を探していました。

映画はまだ見たことがないのですが、原作もあるということで調べていました。 

しかし、いざあらすじやレビューを読んでみると、そんなに読みたい気分に今はなれなくて、アマゾンで検索しているとよく下に関連作品やこの本を選んだ読者はこれも購入しましたという本がリストアップされます。 

それでいろいろ見ていたら、アウトランダーの表紙が目に止まり、 どこかで聞いたことあるタイトルだなぁと思っていたら、すでにドラマ化されているものでした。 

絶賛しているレビューも結構あったので、試しに読んでみることにしました。

アウトランダー SEASON 1 ブルーレイ コンプリートパック(5枚組) [Blu-ray]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

ドラマもシーズン2がちょうどケーブルテレビで6月から始まるようなので、それに合わせて読んでしまおうと思っています。 

1冊目の原作とシーズン2の話が繋がるかは謎なのですが。

それにしても本当に長いです。

時間にして32時間43分

あまりにも長時間のものだったので、最初ダウンロードできなくて今までダウンロードした本を何冊か端末から削除したり、
iPhoneの空きスペースを更に作る必要がありました。

1945年、戦争が終って従軍看護婦だったクレア(イギリス人)は今まで会えなかった時間を埋め合わせるために、夫婦としてやり直すために夫と2回目のハネムーン旅行にスコットランドへ行きます。

しかし、そこで1743年のスコットランドにタイプスリップしてしまい、いろいろなことに巻き込まれていきます。

この本の続きが更に出ていて7冊出版されており、日本語に翻訳された本は3部あるいは4部作となっていてとても長い小説だということがわかります。  

ペーパーバックは相当分厚く字もぎっしりなのかなと推測してます。

順番がわからなくなりそうなので一応本のリストをメモ

Outlander    (時の旅人 クレア)
Dragonfly in Amber (ジェイミーの墓標)

Voyager     (時の彼方の再会)

Drums of Autumn  (妖精の丘にふたたび)

The Fiery Cross   (燃ゆる十字架のもとに)

A Breath of Snow andAshes (炎の山稜を超えて)

An Echo in the Bone   (遥かなる時のこだま)

Written in my ownheart’s blood  (まだ翻訳されていない)
 

公式サイトで1話だけ観れました。
自然がきれいで美しい。

ゲール語(スコットランドのほう)の響きになぜか惹かれました。

そして、これがきっかけでスコットランドとイギリスの歴史に俄然興味が湧いてきました。

こうやってオーディオブックを聞くだけではなくて、歴史的背景を調べたり、作者のインタビューを聞いたりするのも楽しかったりします。