②過去における未来、時制の一致 …
le future du passé


~が(主語) (~する)と 言っていた、約束していた、思っていた・・・など。

日本語だったら、 (~する)を現在形で表現するところをフランス語の場合は括弧の部分が条件法になり、~とに続く表す動詞は複合過去になります。 この使い方は英語の時制の一致に似ています。

Mon mari  a dit  qu'il   rentrerait   bentôt.

My husband said that he would be home soon.

わたしの夫は  すぐに 帰ると 言っていた

rentrer
条件法現在の活用
Je rentrerais, tu rentreais
il, elle, on rentrerait
nous rentrerions
vous rentreriez
ils, elles rentreraient

revenir retourner, rentrer の違い

rentrerは出発した場所へ戻るという意味がありますが、家へ戻る(revenir chez soi)という意味もあり、だから、わざわざ家へという単語をつけなくてもこの場合は大丈夫。他に自分の国へ戻るというときもこの単語を使う。 rentrer dan son pays

他に似たような単語でretourner, revenir があり、どちらもやっぱり「戻る」という意味がありますが、(ちょっとややこしい・・・)retournerはrentrerの類義語で自分が来た場所へ戻るという意味があり、週末家へ戻ったというときにも使ったり、一度訪れたことがある場所をまた再訪する際にも使ったり、手紙が送り戻されてきたというときも。

revenirの場合、仏仏を見たら、戻るという以外にもいろいろな意味があったので、もっとじっくり取り組んだほうが良さそうな動詞です。

いずれも「戻る」という意味があるこれら3つの単語のニュアンスってなんなのか?
自分の中でまだあいまいになっていたので、調べてまとめてみました。

ここのサイトにこのような説明があり、参考にさせていただきました(*Thanks for your information)

ksks revenir ...話し手が今いる場所に戻ってくる come back

歩く ------>家マフラー+(・へ・)…
つまりどういうことか・・・ちょっと例文を少し変えて説明してみると・・・

Mon mari va revenir au Japon.
(My husband will come back to Japan)

夫が日本へ戻ってきます。

話し手は私で、わたしは日本にいるので、このように使える。

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ksks retourner....話し手が今いない場所へ戻ること go back

日本家マフラー+(・へ・)…  歩く--------->アメリカ
Mon niece va retourner au Etas-Unis.
(My niece will go back to the United States)

わたしの姪はアメリカへ戻る予定です。

今、話し手、わたしは日本にいて、彼女は日本ではない場所へ戻るので、この動詞。
逆に今、わたしがアメリカに住んでいて、姪がアメリカへ戻ってくると言いたいときはrevenirになるわけですね。ふむふむ。

そして・・・

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ksks rentrer ...... 話し手がいる場所は関係なく、どこにいても、戻るという意味 return, go or come home

(somewhere どこか)歩く--------> どこか 
           <--------ルンルン
で自分が住んでいた、以前、あるいはさっきいた場所に戻るというニュアンスもあります。ちなみに、go back to schoolの意味もあり、新学期に学校へ戻る、復学するという意味もあり。

前に会話をしていたときに、駅へ忘れ物を届けに行った話をしていて、家に戻るのに15分かかったという話をしました。そのときに、間違えてretournerと言ってしまったのですよね。このとき、わたしは自分の家で話していましたから、この場合はrentrerを使います。でも、これが家の外でカフェなどで話をしていたら、retournerも使えるってことなのですよね~。

Ça m'a pris environ quinze minutes pour rentrer (à la maison).

と、話が脱線してしまいましたが、revenir, retourner, rentrerのニュアンス、微妙に違いますから、気をつけ使っていきたいと改めて思いました。

③アドバイス・提案 へ つづく・・・