この前、日記に書いた人と2回目のレッスン。このレッスンの日が来るまでの間、メールのやりとりも何回かしていて、わたしのフランス語を添削してくれたのですが、いろいろ勉強になることが一杯ありました。 向こうは独学で日本語を勉強しはじめたばかりなので、あいさつとちょっとした一言しかまだ話せません。 なので、今日もわたしだけが教えてもらうことになって、ディクテをしてあげると提案してくれたので、1時間フランス語でディクテとなりました。 

1時間はあっという間でしたが、とってもとっても大変でした~。え~ん

Vous m'entendez bien ?
ちゃんと聞こえていますか? 

という最初のセリフからもう躓いていました。

m'entandez というパターンで聞くのは初めてだったので、しょっぱなから、うん?何何?ってなりました。 


音は取れているんですけど、この綴りになるってわからなくて・・・

mutendez ?

なわけないよな・・・

何だろう?ってなってました(笑)

短いセンテンスを言ってもらって、わたしがそれを聞き取ってチャットボックスに書き込んでいき、間違いがあれば直してもらうということを延々としたのですが、ほんとにほんとに聞き取りにくくて大変でした。

最初、オフィスの外がどうやら工事中のようで騒音が聞こえてきて相手の声がよく聞こえず、そのあと、場所を移動してくれて、聞こえるようになったものの、今度はヘッドフォンから雑音というかブオォ~ンという音が聞こえてきます。 音質が非常に悪くて、ただでさえフランス語を聞き取るのに一苦労しているのに、他の音も混ざって聞こえてくるのでますますヒアリングが困難になりました。

どうしようもないので、その状態で必死に聞き取りをしましたが、知らない単語がでてくるとどう綴ったらいいかわからなくて・・・。 それと、ディクテするときって、コンマ(le guillemet)やピリオド(le point)もわざわざ発音するものなのですね。

最初、Le soir le guillemet と言われて、Le soir le guillemet って一体何? そして、その後、主語になるものが出てきましたから、なんで途中でこんな形が来るの?

えええ~?とわからな~い。

ああ~そうかコンマか!とわかるまでにしばらく時間がかかりました。 

そして、du bois が、最初 je vois ってなぜか聞こえました。 しかし、文章の繋がりからいって、絶対おかしいってのはわかって間違ってるってのもわかってるのですが、bois(薪、木)という単語を知らなかったので、他に思いつかず・・・。

「暖炉に薪をくべる」という文章だったのですけど、暖炉(la cheminée)という単語さえもわからなかったので、なんのことやらさっぱりわからないという状態になりました。 え~ん

こんな調子で、リエゾンがあれば、聞き取れないところがやっぱり出てきて、短い一文を聞きとるのにものすごく時間がかかりました。

知ってる単語の数がまだまだ圧倒的に少ないので、語彙を増やしていく必要があると今日は痛感しました。 

それにしても1時間もわたしの下手な発音とこの理解力のなさにつきあっていて疲れないのか、きっと面白くないのでは、相手は退屈ではないのかしら?と聞いてみたのですが、全然大丈夫、教えるのは好きでやってるから平気と言われました。いずれわたしも同じように日本語を教えないといけないってことなのでしょうか・・・教える自信ありません。

1時間経ったので、終わろうとしたとき、まだ大丈夫だよって言われたのですが、わたしには1時間が限界でした。 雑音の中フランス語を聞きとるのは、これ以上無理~。疲れました。

そのあと、相手が何やら言っていたのですが、同僚の人の声が大きくて、誰かと会話しているのが丸聞こえで、その相手の声が混じって全然聞き取れませんでした。

この後、約束していた別の人と、1時間30分日本語、30分フランス語で話すってことをしたのですが、この人の場合は、音質は問題がなくいつもクリアに聞き取れるので、さっきとはすごい差で聞きとりも楽でした。

それでも、早く話されるとやっぱり聞き取れない箇所があり、つまりその音に慣れていない、認識ができていないからわからないんですよね。 

今日、はじめてこんな風にディクテしてみて、語彙力のなさ、フランス語の音にもまだまだ慣れていないことを実感したので、単語をもっと覚えることと、ひとつひとつの発音をしっかりと覚えることが大切だと実感しました。

冠詞と繋がったときやリエゾンのときなど・・・

これからは、ディクテにも力を入れていこうと思いました。 

今までは、映画の予告や短編映画をほんのちょっとだけディクテしていました。 話し言葉も沢山でてきて、スピードもナチュラルスピードなのでこれはこれで音に慣れる意味でも勉強になるのですが、単純な文章でさえまだまだ慣れておらず、うまく書き取れないので、もっとやさしくて短い文章、基本的な単語がつまった文章でディクテをしていって、ひとつひとつの音の繋がり、リエゾンに慣れようって思いました。 

Tapurで録音しましたが、雑音のほうがすごくて聞き直しは今回は見送りました。 そして、もう一人の人との会話はなぜかうまく録音できてなくて、すごく残念。クリスマスの話をしていて、結構文章が長くなった箇所があって、どうしても発音でひっかかる単語がいつかあり、(その人は結構厳しく発音をチェックしてくれます)わたしも一緒に練習し、言い直しもした箇所があって、そこは、後で何回も聞き直したかったのに・・・録音自体ができませんでした。(がっくり)

明日はちゃんと録音できるといいな。