たまたま群馬の実家に帰ったら、今日は近所のどんど焼き☆
『どんど焼き』は小正月(15日)の行事で、お正月の松飾りや書き初め、しめ縄などを竹をつかって高く積み上げてやぐらをつくり、それを燃やして無病息災や五穀豊穣を祈る火祭りです。
お正月飾りを燃やすことから、お正月の神様が天に帰るという意味合いもあるらしいです。
古くは神事として行われていたらしく、灰や煙の立ちあがり方で吉凶を占ったりしていたようで。
火を燃やすことって、紀元前の頃からの宗教儀式ですよね。
薫香といって、香木を燃やしてその香りを神さまに届けてもいました。
(アロマテラピー検定を受けた方、歴史でやりましたよね~^^)
煙に祈りを乗せ、天の神さまに届けていたのですね。
はるか古代から、人のやることって変わらないんだなぁ~と思いました☆
どんど焼き、小さい頃は楽しみな行事のひとつでした^^
夜明け前から始まるどでかいキャンプファイヤーみたいな。
結構コーフンするイベントだったなぁ~
めちゃめちゃ久しぶりに参加した行事。(25年?いやもっと??)
頭の中のイメージは、夜明け前のどでかいキャンプファイヤーを見に行くことだったのですが、起きたらすっかり夜が明けてました(^_^;)
(もう陽も高い!それでも休日の7時半は未知の時間だよ)
ま、そんなもんだ。
明るい中、家族と繭玉飾りを持ってどんど焼きへ☆
繭玉飾りは、この辺りでは『おまいだま』とか『おまえだま』と呼びます。(まゆだまが変化したのね)
繭玉なので、養蚕をする方々が、その年の豊作を祈ってつくった小正月の飾りもののようです。
群馬は養蚕が盛ん。
私が小さい頃は、母方の祖母の家でもおかいこ(蚕)飼ってたな~
おかいこ小屋、いや小屋じゃない、母屋より大きな立派な2階建ての建物があって、1階にはいろんな器具があって、楽しい遊び場だったんですよね~
でも、もんのすごい急な階段を2階へ上がっていくと、畳くらいの大きさのいっぱいに敷き詰められた桑の葉が一面に並んでいて、その上に、白いモノがうにょうにょ~^^;
誰もいないのに、『カサカサ、カサカサ』っておかいこが桑を食べる音が響いていて。
私はそれがめっちゃこわくて。
なので、おかいこ苦手です( ̄_ ̄ i)
(あおむしは好きなのに、矛盾してるんだけど)
今はお正月の縁起ものとしてつくるのかな?おまえだま。
繭玉のおだんごをその火で焼いて食べると、その1年無病息災でいられるといわれています。
どんど焼きの火にあたるのも、無病息災。
とっくに燃えてしまったどんど焼きの場に行き^^;、おまえだまを焼きました。
もう火は大きくないのだけど、あっついあっつい!
朝だし、すごい寒波だし(少しだけ雪が舞った模様)、めちゃ着込んで行ったんだけどね~
あっついあっつい!
なんとかおまえだまを焼き、その場でみなさんと分け合って帰ってきました。
火の儀式、いいですね。
今は宗教的な意味合いはほとんどないようですが、やっぱ神聖な感じがします☆
自然信仰の中から生まれたのでしょう。
こーゆーのもだいじだな~
思わぬイベント参加、ありがたかった♪
これで寒い西八王子の冬も、無病息災!
(ホントか!?)
目にはうつってる、天使の梯子♪
早起きって、いい♪
(じゃあ、いつもやれっ!)