バンクーバーでは良い出会いにたくさん恵まれましたコスモス

身近に自然を感じながら、

暖かい人達に囲まれて

街っ子の生活も満喫してました。


次に向かったLAでは、

しばらくはバンクーバーに帰りたくて泣いてばかり。


あまりにも広すぎる大都会が

人間味のない冷たいコンクリートの世界に思えたのでした。


そんなある日、

17階のオフィスビルからぼんやり眼下を眺めていると、

向う側をゆっくりと流れていくLAリバーとそこに架かる橋に目がいきました。


あの橋の向うには何があるんだろう…。


「あの橋の向う側は危険な地域だから行っちゃダメだよ」

そうアドバイスしてくれる人もいて、

私の好奇心はますます膨らむばかり…。


私あそこに行かなくちゃ…。

そう思い

休日に愛車のトヨタで橋を渡りました。


そこで見たものは、


今までさんざん通った

サンタモニカやマリブやウエストウッドやロデオドライブなどとは

全く違う、

もう一つのロス・アンジェルス。


ロータスランドから

膨大な数の壁画、スペイン語を話す人達、

いったいここは何をするところなのか訳のわからないお店がたくさん。


独特の世界に心を奪われました。


そしてその日から

毎日毎日

愛車トヨタを走らせて

この地域のスーパーマーケットで日用品のお買い物。


お客さんたちのあまりのマナーの悪さに

びびりながらも可笑しくて

せっせと通いました。


そこが「イースト・LA」と呼ばれる地域だと知ったのは

ずいぶん後になってから。

しかもギャングで有名な街だと分かって驚愕しました。


私が見ていたものは、

ギャングとは程遠い、

のんびりした

どっちかというとサザエさんのような世界だったからです。



ロータスランドから