<インテリア素材の特徴>



繊維質系

ファブリック(布地)和紙など

見た目にも触っても柔らかい

 色彩が豊富(染料や印刷)

・カーテン、カーペットなど身体に接触する部位



木質系

・木材、コルク、籐など

見た目にも触って穏やかで刺激は無い

 素材そのままの色、染色、着色

・床材、建具、家具など身体に触れる部分



石質系

自然石、人工石、コンクリートなど

見た目は穏やかだが、触ると刺激的

 素材そのままの色が基本

・床材、テーブルトップなど



合成樹脂系

・プラスチックなど

見た目はきわだつが、触ると刺激的

 刺激的ではない

 色彩が豊富(顔料やプリント)

・床材など


窯業質系

・タイル、レンガ

見た目が穏やかで、触ってもそれほど

 刺激的ではない素焼きの色、釉薬の鮮やかな色

・床材、壁材など


◇金属質系

アルミ、ステンレス、スチールなど

見た目にも触っても刺激的

 シルバーを主体としたメタリック

・椅子、テーブルの脚建具など

<インテリアスタイルの分類>


ナチュラル

滑らかなライン、直線的

白木、籐、麻、木綿

低~中彩度のベージュ、ブラウン系


カジュアル

シンプルな形

木、プラスチック、木綿

全体に明るく、高彩度の強調色


オーソドックス

シンプル、直線的

木、皮革、ウール

低~中明度、茶~ベージュのYR


クラシック

様式的、重厚

木、皮革、大理石、ブロンズ

低~中明度、低~中彩度の暖色系


エレガント

曲線的、装飾的

曲げ木、シルク、レース

グレイッシュ、RPR


モダン

幾何学的、ユニーク

人工素材、金属、石

明度差のある無彩色、高彩度色

<空間における配色構成>

 配色の美しさを決定するのは統一変化のバランスである。

バランスのよい配色は部屋を構成している色の面積配分が、

重要となる。

ベースカラー 基調色

 床、壁、天井など配色の中心で、視空間の半分以上に配分。

 全体のイメージを左右する背景色

 住宅のインテリアではオフニュートラル低彩度色など

 個性が強くない色が活用される。


アソートカラー 配合色

 ソファー、カーテン、ドアなどベースカラー以外の空間。

 ベースカラーの次に大きいので、調和させるのか、

 対比させるのかによって印象が変わる。

 一般的には落ち着いた色が多い。


アクセントカラー 強調色

 絵画、クッションなど全体の1割以下に抑える。

 変化をつけ個性をだす色。小物など容易に取り替えることが

 できる小面積の部分に使う。部屋全体を引き締めたり、

 活気づけたり、季節感を演出したりと個性的な印象を

 付加することができる。

<空間における色配分の考え方>

ベースカラーは視空間における背景となるべき色として、

視空間の半分以上に配分する。


残された空間には、部屋のイメージの方向性を示唆する色と

して、背景色と同系色類似色あるいは反対色を配合色として

用いる。


強調色となるべき補色、純色、無彩色は全体の1割以下に抑える、

という流れで色配分を考えていく。



<インテリアエレメントと色彩>


◇床

安定感、安心感のあるもの。低~中明度が適切。

はじめに床の色を決め、それに合わせて他の

エレメントを決定すると良い。

壁・幅木・建具には床と同系色、類似系色を

使用するのが一般的。


垂直面として視野に入りやすいので、圧迫感の

ないように明度彩度に注意する。

素材によっても表情が異なる。


天井

直接光が当たらないため、より明度高くし

明るく開放的にする。寝室などでは明度の低い色で

落ち着かせたり、色みを加えて変化をつける場合もある。


建具

との調和が必要、どちらかと共通要素を

もたせて部屋全体の統一を図る。

建具だけが目立たないようにする。


カーテン

床・壁に合わせるか、家具と合わせるかを考慮する。

同系色類似系色にすると壁面が落ち着く。

ボリュームが少ない場合は、

アクセントカラーにすることも可能。


家具

の色と類似させると部屋が広く見える。

同じ色調にしてつながりをもたせると安定する。

ソファーやベッドは強調するか、

調和させるかはバランスを考えて決める。


小物、アクセサリー

住まい手の個性やデザインを表現し、

暮らしに豊かさを与えるものとなる。

観葉植物の自然の色彩は、空間に潤いを与える。