薬だけに頼らない手当てで
医療と癒しの架け橋をする
看護師アロマセラピスト平山未菜です。
新型コロナウイルスのニュースが耐えない毎日。
日々のニュースに、不安が増している方もみえるかと思います。
マスクが高額で販売されていたり、盗難など残念なニュースもあり、考えさせされることや思うことが沢山ありますね。
新型コロナウイルスはインフルエンザなどと同じくエンベロープをもつウイルスとのことで、石鹸手洗いの他、アルコール消毒が有効と言われています。
アロマではモノテルペンアルコール類を含む精油や、その他抗ウイルス作用をもつ成分を含む精油が役に立つのではと言われています。
精油はあくまで一例です
個人的には、アロマの可能性を信じていますが、現時点では新型コロナウイルスに精油が有効というエビデンスは確立されていません。
また、日本ではあくまで精油は雑貨扱いという側面もあります。
では、アロマは感染予防に全く役に立たないものなのでしょうか？
それは「ノー」です。
「人本来の力(自然治癒力)を底上げする」という面でもアロマは役立ちます。
それは、香りと脳が密接に関係していることが科学的に証明されているからです。
精油の心地よい香りやアロマトリートメントによるリラクゼーションは、副交換神経を高め、血行促進、自律神経系のバランス調整、免疫力アップにも繋がります。
これらは、お薬でも難しいことです。
自分の身体を守るためには、「ウイルスの侵入を防ぐこと」も大切ですが、それ以前に、「ウイルスと闘う力を高めておくこと」も大切です。
そうすれば、予防だけでなく重症化を防ぐことができます。
食事、運動、睡眠などの生活習慣が基本ですが、呼吸法、アロマ、ハーブ、ヨガ、笑い、趣味に没頭するなど自分に合ったリラクゼーション方法、ストレスケア方法があるとさらに心強いですね。
今回、高齢者や持病がある、妊婦さんなど抵抗力が低下している人や、医療者などはより慎重な感染予防対策が望まれると思います。
しかし、病気にかかる前に日々のケアで免疫力を高めておくことも大切です。
情報に振り回されて不安を募らせ、外側のガードのみを強くしようとするのではなく、同時に内側の強さも手に入れる努力をしたいものです。
アロマはそのための手段の一つにすぎません。
何か一つだけに頼るのではなく、バランスが大切だと思います。
自分自身の力を味方につけることは、今回に限らず、あらゆる場面において役立つはずです。
これを機会に、自分のケアについて考えて下さる人が一人でも増えることを願いたいと思います😌
長文になりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございます。