私の会社では、会社で関わる新聞記事を
クリッピングして回覧していますが
今回も、面白い記事を見つけました。
☞だいたい面白いのは、バイオテクノロジーに関する情報。

最近流行の「バイオアート」💉🔬の展示が、
今月14日まで表参道でやっているとのこと。
これは行かなきゃ!と、金曜日の夜にユーリとデートして来ました🌛✨



展示は、3つのテーマ構成になっています。

「死者の蘇生」という主題がリテラルに可能になったことの意味を、哲学、倫理、技術、ファッションなどの側面から問う第1章「蘇生」

神話上の生物である一角の白馬ユニコーンを骨や臓器から毛まで精密に再現し、瀕死の姿で展示



デザイナー、アレキサンダー・マックイーンの皮膚を
幹細胞技術で再生しレザージャケットに仕立てる作品も。
マックイーンの体型やホクロ、そばかすや刺青まで豚革で精巧に再現した試作品。
実際にDNAを採取し、幹細胞に移植して皮膚をつくっている。



ゴッホの切り落とした左耳を生きたまま復元した写真。
人が話すと、神経細胞を通して伝わるらしい。



第2章、オゾンホールの解明でノーベル化学賞を受賞した、
パウル・クルッツェンが提唱した新たな地質年代である「人新世」
人間が環境へ与える影響を直接的に示唆した作品

ヤドカリに3Dプリンターで作った、世界の都市 の「殻」を与えてみた作品。

さまざまな都市の模型に住まわせる作品で、ニューヨークから東京へ、東京からパリへと引っ越し続けるヤドカリに、移民の問題やグローバル化した世界におけるアイデンティティの問題を読み取ることもできる。


タール漬けになった彫刻作品。

社会の富を増加させるべく科学技術によって自然を支配することが、今日の環境汚染を誘発していることを暗示する




第3章、個人の生に関する情報が政府によって管理される政治形態「生政治」

「ブラックリストプリンター」
ゲノム編集などの登場によって生命を簡易かつ安価に編集できる現状が誰でも生命科学の発展に貢献できる可能性を開くものにも、新たなバイオテロの引き金にもなり得るというジレンマを提示


「DNAスナップショット」
路上のゴミからDNAを抽出し個人の顔を再現する

自分でも気づかぬうちに周囲に撒き散らしているDNAから、性別、祖先、目や髪の色といった外見の情報、将来の病気のリスクなど、ときに本人さえも知らない個人情報を引き出せることを示唆する。




そしてラブ
こちらはとっても可愛かった作品をご紹介

ファッションブランドの衣服の切れ端で巣をつくるミノムシの映像作品《girl, girl, girl…》



ミノムシさんが、ブランドを纏って優雅に歩く姿。
もう、可愛くてユーリと大興奮でしたw





今回は無料の展示でしたが、久々にこんなに面白い展示を観ました!
ユーリも、私と一緒に楽しんでくれて良かったです。

帰りはMOMAショップで、長いこと居座り続け
見たり、試したり、遊んだりしていたユーリでした。


長すぎて疲れました。。。。笑