おはようございます、

有賀千恵です。



GWが終わってしまいましたね。

どのように過ごしたのでしょうか?

お出かけ日和も何日か続いてよかったですが

風邪を引いてしまった方もいらっしゃるので、

お気をつけてくださいね。







〇つわりがひどくても、無理して食べる必要がありますか?





妊娠初期の栄養素がとくに必要とされています。

本来ならば、妊娠を望む場合は、葉酸などといった

栄養素を心がけることがベストです。

とくに、葉酸は妊娠初期に脳や脊髄などで発生する神経系の奇形を減らすことができると

あちこちで書かれていますが、それでもあくまでも確率論であるので根を詰めるないようにしてください。

あとで後悔したくないのならば、とるべきなのかはあなたの判断にお任せします。

(※もし、まだ妊娠準備期間中の方でしたら、ぜひとも、葉酸とともに鉄分、

ビタミンCなどは バランスのとれた食事による積極的にされることはおすすめします。)



ですが、この場合、あくまでも奇形の予防とかという以前に、

母体であるあなたの体が十分に栄養がいきわたっていることがなにより重要ではないでしょうか?



だからといって、赤ちゃんのため、といって、つわりがひどく続く状態などで

なにごとも食べようとしても、はいてしまう場合もあるので、無理はしてほしくありません。







そのつわりの原因ですが、妊娠することによってHCGというホルモンが急増し、

体が変化についていけず、拒否反応としてつわりの症状が出たり、 そのホルモンが脳を刺激して、

不快症状が起こるといわれています。

そのほかに黄体ホルモンの影響で、胃腸の不快症状が現れることや

ストレスなどの精神的な部分も影響するなど。



つまり、自分にとって異物である胎児を受け入れるためのからだの葛藤、

というのが有力です。



無理をしないで!というおなかの赤ちゃんからのメッセージだと受け止め、

この時期は無理をするのはやめましょう。





実際に、過去10年にわたる小児科勤務の時代には、

類計1500人以上の赤ちゃんと接してきました。

その際、やはりママさんには出産にまつわることをお話を伺うことを、

わたし自身が出産前の不安からだったのでしょうね^^:



いとこなども踏まえて、聞いたことを一例に挙げてみます。

結果からすると、ひとによってそれぞれでした。



つわりが非常にひどかった人(そのつわりもひとによって違います)

つわりが少ない人

全くなかった人、

出産間際まであった人 など

本当にそれぞれです。



ここでの問題は、ママになるあなたの精神状態と肉体のバランスが

きちんととれているかどうかです。



なかなかそのようなことはなかなか難しいですよね。



ある人は、アイスのみでつわりを乗り切った方、

全く食べられず入院した方、 六回に小分けした方もいます。



当時勤務していた同僚の方で、妊娠初期につわりが毎日ひどくて、

気持ち悪くて仕事を休まざるを得なかった方も居ます。



赤ちゃんの栄養不足になってしまうのはとても深刻な問題ですが、

そこまでいかない場合はへんに落ち込まないでください。



前回も話をしましたが、

しんどい時こそ、ご家族に協力してもらいましょう。

できないから、と落ち込むことは必要がないのです。

むしろ、できなくて当然です。

繰り返しますが、赤ちゃんも大事ですが、

その赤ちゃんを守っている母体であるあなたのからだもとっても大事です。









〇食事をとっても、これが絶対にいい、というのはありえない!



本来は、食事で栄養を摂取できるのが一番望ましいでしょう。

ですが、その日その日、症状のひどい人や 日々が忙しく

なかなかそこまで気が回らない人が現代人ではないでしょうか?

あなたはいかがですか?



そもそも全部とろうとしたら、おそらく完璧を目指すことになるのでは?

なので、足りないものを、サプリメントでの接種でも良いかと思います。

(※ただし、過剰な摂取はやめてください)



なにごとも、臨機応変にいくことが大事です。



逆に、さけてほしいものは感染症の可能性ある、

生ハム、生肉、無殺菌のミルクやチーズといったものです。

※ただし、絶対にとるな、といっているのではありません。



神経質になっても、ストレスになってはいけないので、

なにごともほどほどに、ということです。



つわりが落ち着いてからでもいいので、 十分に栄養素のバランスよく食事を、

腹八分目で食べてみてください(食べられないのでしたら、 小分けでもいいのです)。

ただし、義務感で食べるのはやめましょうね。

食事は楽しんで食べていくことも、ストレスをためないポイントになります。









最後に、アロマセラピーでのつわり対策をご紹介しますね^^



〇つわり


精油で、レモン、オレンジ、または、ライム、グレープフルーツオイルなどの柑橘系精油を

いつも持ち歩くと良いでしょう。

そうすれば必要な時に香りを嗅ぐ事ができ、

さわやかな香りは、 気分が悪いときにとても気持ちが楽になります。





〇吐き気


ペパーミントの香りを嗅ぐことがとても有用です。



〇腸内ガスが原因の腹痛


ガスと痙攣を取り除く効果のあるボディオイルで、

時計回りにやさしく 腹部をマッサージするとよいでしょう。

緊張をほぐす入浴も、消化のバランスをすばやく取り戻して、

痙攣や痛みを取り除き、鎮静させる作用があります。



また、ハーブティでは、ペパーミントティーをはじめ、

消化促進効果のあるものが 症状緩和を補ってくれます。





最後までお読みいただきありがとうございます^^