こんばんは、ちーです。

昨日は元旦の新月。

幸先でいいですね♪

皆さんは、初詣ましたでしょうか!?

私は、これからです。

今日は仕事初めでした( ̄▽+ ̄*)


本年もバリバリ躍進していきますよー



さて、今年も早々婦人科疾患シリーズです。

年明けにしばらくしたら、アメブロも心機一転しますので、

今のうちに書きつづっておきますね(´∀`)

今回のテーマは、<<子宮下垂・子宮脱>>です。



<<子宮下垂・子宮脱>>とは、、、

子宮の位置の異常のことです。

子宮が下降して腟内にとどまっている状態を子宮下垂といい、
腟から脱出してくる状態を子宮脱といいます



<<原因>>

骨盤底支持組織と骨盤底筋の弛緩(しかん)のため、
骨盤内の臓器が腟から脱出してくる状態が性器脱です。

脱出してくる臓器により子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤、小腸瘤など
と呼ばれています。

一種の骨盤底ヘルニアと考えられています。
以下の人が子宮下垂になりやすいといわれています。


肥満の人いつも便秘で強くいきんで排便している人

多産の人(3人以上産んでいる人)

大きな赤ちゃん(3500g以上)を産んだことがある人

高齢(35歳以上)で出産した人


重いものを持ち上げたり立ちっぱなしのことが多い人



特に、出産の際、お産が長いと、子宮へのダメージが大きくなってしまいます。
通常、産後には開いた骨盤や子宮の収縮に伴い、一緒に子宮の傷も
回復していきます。

ですが、つい赤ちゃんばかりに目がいきがちで、骨盤ベルトや腹帯などを
しないでいると、子宮下垂になりやすくなります。

最近の女性を新橋のサロンでも、施術させていただいていますが、
驚いたことに、多くの女性が骨盤が開いてることによる子宮下垂、
ご本人も自覚がないのです。



<<症状>

軽度の場合は、ほとんどが無症状です。


○性器の下垂感、脱力感

○脱出部分の粘膜のただれ、炎症による出血

○頻尿・膀胱炎による排尿障害

○下腹部のはりや苦しさ

○膀胱炎の原因や腎臓の活動障害

○便秘・排便障害

性交時痛などの性機能障害




<<治療法>>

子宮下垂があっても、特に症状もなければ治療を行う必要はありません。

ですが、放置すると下垂がひどくなっていくことはあるので、
肥満や便秘の改善・重い物を持たないといった
生活改善・骨盤底筋を鍛える体操などで、
それ以上悪化しないように心がけるとよいでしょう。


ただし、子宮が完全に腟の外に飛び出てしっていたり、
尿もれや排尿困難などの症状があれば、治療が必要です。

基本的には、ペッサリーの装着か手術のどちらかを選ぶことになります。

最終的に手術を行うかどうかは、子宮脱の程度や症状、年齢、持病の
有無など全身状態、患者さん自身の希望によって、
治療法を選択することになるようです。


●ペッサリー装着による治療法

腟の中にリング状やドーナツ型、円錐型などのペッサリーを挿入します。
そのことで、下から子宮を支えて位置を元に戻す方法です。

腟の広さや緩み具合に合わせて、ペッサリーの大きさを調整します。

ただ、長期間入れっぱなしにしていると、おりものが増えたり、
炎症を起こすことがあるので、定期的に病院で腟内の消毒や
ッサリーの入れ換えを行う必要があります。

また、女性ホルモンが足りなくなると腟がただれやすくなり、
ペッサリーが当たっているところから出血したりすることがあるので、
予防的に併用して、女性ホルモンの腟剤を腟内に入れるようにします。


●手術による子宮脱の治療法
腟の方からアプローチする腟式手術です。

基本的に、性器脱では骨盤内の臓器がそれぞれ下垂気味なので、
これらを支える筋肉やじん帯を腟の方から修復します。

手術によって飛び出ていた子宮を切り取るので、
下垂感は気にならなくなります。

また、尿漏れや排尿のしづらさも改善することが期待できます。

ただ、まれに術後の方が、手術前にはなかった尿漏れが
出現することもあります。

もともと膀胱瘤がひどくて尿が出にくくなっていた人が、
修復手術によって改善された結果、隠れていた腹圧性尿失禁が
表に出てきたり、尿の通り道がまっすぐになってしまったために
尿が出るのを防ぐ機能が低下してしまうためのようです。

その場合、術後に尿漏れがひどくなった場合は、泌尿器科で行っている
尿失禁を治療する手術を追加することもあります。

予後として、しっかりとした骨盤底筋を鍛える産後ヨガ、
とこちゃんベルト、タイ古式産後ケア、子宮ケアなどが
とてもお勧めです。







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