浮気を繰り返すご主人のことで、定期的に
ご相談を受けている方がいます。
繰り返すたびに、幼い子供のためと許して
きた。
しかし、今回は、浮気相手と言うよりちょっ
とやっかい。
「不倫」 です。
相手の女性からのメールを読んでしまった。
そこには、
相手は両親にも話していて、夫と一緒にな
るつもりだと書いてあったそうです。
ご主人をリーディングすると、彼には大きな
傷が視えました。
思春期に大きな心の傷を負っている。
その傷のせいで、
愛など存在しないと思っている。
父親に捨てられ、母親に甘やかされた彼は、
全ての女性に母性を過剰に期待している。
そして、寄生する癖がある。
おそらく、最初は母親。
そして、結婚してからは妻に。
今回も、妻と愛人がなんとかしてくれると思
っている。
もしかしたら、母親もまた助けてくれると。
彼は解決する術も、一人で立ち回る度量も
持ち合わせていません。
話を聴くと、ご主人は母子家庭で育ち、母親
はとても優しい人らしい。
そして、結婚してからは、彼が職を変えようが、
浮気をしようが、妻である彼女は許してきた。
だから、当然のように、今回も・・・
また、許してもらおう。
愛人にはわかってもらおう。
安易に考えているようでした。
今まで、夫にそうさせてきたことを、電話の
向こうで、納得されていました。
しかし、最後は前向きに、この問題に取り組
むと、いつもより強く決心をしてくれました。
ようやく、ご主人の寄生癖を駆除する時です。
でもね、駆除っていっても、彼を放り出すわけ
では無いのです。
夫が寄生することを駆除して、自分も夫に寄
生されることを駆除して、夫婦の問題に目を
背けず向き合うことを決めたようです。
過去世では何度も親子として生まれている、
ご夫婦でした。
彼女にとっては息子と同じ。
愛人に嫉妬するどころか、愛人を心配し、夫
のその後を心配していました。
過保護はダメダメ。
それって、妻の役目でも無い無い。
今は、離婚するというカードは出ていなかっ
たし、ご本人もまだその決心はない。
嫉妬や執着心とは違う、ほんと、自分の中の
寄生虫駆除と夫の寄生虫駆除にトライしてみ
たいとのこと。
ほんと、私のお客様って、みんな強くなってる !
今度は大丈夫。
事後報告を楽しみにしている私です。