「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。

今日は
「アロマテラピー」の中でも


ポピュラーさでゆえば
柑橘系と1、2を争うであろう

「ラベンダー」

について
ご説明しますね。



「ラベンダー」とゆっても
実は何種類もあります。

「ラベンダー」は
やせた土地でも育てやすく
交雑種を生みやすいため
沢山の種類があるのです。

学名が異なるものから

同じものでも違う名称で
呼ばれることもあり

いざ

「ラベンダー」を買おうとしたら
「ラベンダーなんとか」がたくさん!

どー違うねん!!


そう思った方も多いと思います。


アロマの世界で
一般的に「ラベンダー」といえば

標高800メートル以上の高山
で育つ

植物学的にアングスティフォリア種
のことを指します。


呼び方が

ラベンダー
真正ラベンダー
トゥルーラベンダー
コモンラベンダー
イングリッシュラベンダー

など
いろいろあって紛らわしいのですが

これらは
すべて同じ植物を指します。



真正ラベンダーは
ほかの種のラベンダー
(ラバンジン、ラベンダースピカなど)
と区別をするために使われます。

ラベンダーエクストラと
ラベンダーファインというのもあって

それらは
真正ラベンダーの中でも

ラベンダーエクストラが
プロヴァンス地方の
特に標高の高い場所(1600~1800m)で
「野生」に育ったものを言い

 

香りパワーともに

最高品質と言われています。

ラベンダーファインは「栽培種」です。


刈り取って

数日陰干ししてから蒸留すると

エステル類の含有量が

増えるそうです。



学名 lavandula angustifolia

科名 シソ科

抽出部位 花

抽出方法 水蒸気蒸留法



他に

スパイクラベンダー

(=ラベンダースピカ)


癒さないラベンダー


1920~1930年頃

ラベンダーとスパイクラベンダーとの

交配種として誕生したのが

ラバンジンがあり


ラベンダーより大柄で

(途中で3つに枝分かれし

それぞれに花がつく)

一反あたりの収穫量が

遥かに多いため


ラベンダーに

このラバンジンを混ぜて

水増ししている精油が

多く出回っていると

言われています。


ガスクロマトグラフィーでの

成分分析表が

ついているものをお薦めするのは


混ぜ物が多いからなのです。


「精油」とは?!


お薦めの「メディカルアロマブランド」



実は私


「ラベンダー」の香りが苦手でした。


ですが
栽培された土地、標高、気候
野生か栽培種か?

など条件によって

同じ「 ラベンダー」でも
含有される化学成分の比率は
違います。

その為
メーカーによって
香りも微妙に違いました。

「ラベンダー」は
ポピュラーで

人気のある香りですが


柑橘系と違い
苦手な人も意外と多いのが
特徴だと思います。

もしも私のように
「ラベンダー」の香りは
苦手!と思っていた方も

違うメーカーの「ラベンダー」なら
好きな香りかもしれません。

私も
自分の好きな
「ラベンダー」の香りで

【ミスターアロマ】の
「スイッチオフ」を作りました。

ハーブやポプリで
先に有名になった
「ラベンダー」なので

芳香剤などの
人工香料で「ラベンダー」のものが
やたら氾濫しています。

人工で作られた「ラベンダー」の香りは
苦手でも

「100%天然の植物のラベンダー」
の香りなら
もしかしたら好きかもしれません。


1度試してみてくださいね。

ブレンド次第で
好きになるかもしれません。


【ミスターアロマ】の
『スイッチオフ』のように

「スィートオレンジ」と
ブレンドすると

私のように
好きな香りになったり
することもありますよ。


原産地は
地中海アルプスの
山岳地帯と言われています。

今では世界中で栽培されています。

主な産地は
フランス、イギリス、ブルガリア
オーストラリア(タスマニア)
モルドバなど。

北海道のラベンダー畑も有名ですよね。


古代エジプトでは
ミイラ作りに防腐剤として
ラベンダーも使われていたそうです。

古代ローマ人は
お風呂にラベンダーを入れ
入浴していたと言われています。

出産時にも
使われていたんだとか。

中世には 傷を洗い清めるために
使われていました。

ラベンダーの語源は
ラテン語の「lavare=洗う」
から来ています。

ペストの予防に使われたり

フランス人医師
ジャンバルネ博士は

第一次インドネシア戦争の際
フランス軍の軍医として働き

兵士の負傷の手当てに
消毒や鎮痛剤として
ラベンダー精油を使用したそうです。

また
「虚弱ですデリケートな子供」や
「ショックやトラウマのある人」に
就寝前のラベンダー風呂を
勧めていたと言われています。

あのナイチンゲールは
野戦病院の患者の入眠に
ラベンダーを
使っていたそうです。

心への作用

アングスティフォリア種の
「ラベンダー」には

心を落ち着かせて緊張を和らげる
効果があります。

成分に
酢酸リナリルとリナロールを
多く含んでいるためです。

鎮静作用や
神経のバランス作用が強く働き

「癒し」の香りと言えます。

溜まってしまった感情を
解き放つ作用もあります。

押し殺して
行き場のなくなった感情を
洗い流してくれる

人の目を気にして
自分の気持ちを
表現できずにいる人を
助けてくれる

そんな香りです。


精油からのメッセージは

「本来の自分を取り戻す」


ラベンダーが気になる方への
精油からのメッセージです。


前回の「突然死をアロマで防ぐ」で
お伝えした

過剰に
優勢になっている交感神経を

少し
副交感神経のほうに
戻してあげることができる
香りといえます。


脳内の
セロトニン(幸せホルモン)
の分泌物を促す
ともいわれています。

これは
アングスティフォリア種だけの
特徴です。

体への作用

頭痛、筋肉痛、胃痛、生理痛など
あらゆる痛みと痙攣のある症状に
良いとされています。

筋肉の弛緩と鎮痛には
マージョラム、ローズマリー
(カンファー、シネオール)
ペパーミントとの
ブレンドがお薦め。


「ラベンダー」には
精油の中で
もっとも多い

150種類以上の
薬理作用が認められています。

【主な薬理作用】

鎮痛、抗菌、抗真菌、抗感染、抗炎症、抗リウマチ、抗鎮經、安眠、抗うつ、自律神経調整、抗ウイルス、鎮静、心臓強壮、胆汁分泌促進、血圧降下、癒傷、筋肉弛緩、呼吸器系の不調改善、駆寄生虫、神経バランス、瘢痕形成(早くかさぶたを作る)、抗炎症、脱毛の予防

安眠、催眠作用が有名で
研究データもたくさんあります。

『スイッチオフ』でも

ご愛用者の80%の方が
「寝つきがよくなった」
というデータがあります。


出産時
陣痛の痛みを軽減する
データもたくさんあります。


【ラベンダーの使用上の注意点】

高濃度で使用すると
逆に眠れなくなることがあるので
使用するときは
気を付けてくださいね。

低血圧の人は
血圧がさがりすぎるので
気を付けてください。

ブランドにもよりますが
栽培種で
10mlで2000~3000円
野生で10ml3500~4000円
くらいです。

もっと安いものでも
体に塗布しないなら
個人の好みで使われていいと思います。

ただ
100均で売っている「ラベンダー」は
ほぼ間違いなく
合成人工香料なので

薬理作用は
期待できないと思います。


『スイッチオフ』にはいっている
もうひとつの精油

「スィートオレンジ」
については
今度ご説明しますね。

※アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承下さい。

参照
参照

★アロマで女子力アップ
★男性向けアロマでストレスマネジメント
★女人禁制デキる男のアロマ活用講座

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