AROMACLE ❤︎ Aroma Sense Healing Journal -17ページ目

AROMACLE ❤︎ Aroma Sense Healing Journal

香りで人生に“至高の輝き”を。
AROMACLEが創造する“あなたの香り”が、美と豊かさ、しなやかな運命を紡ぎ、
あなたを輝きと勝利の未来へ導きます。
香りのある生き方を、AROMACLEと。

白いTシャツと4711…
海へとつながる香り

その日、彼女は、今年はじめてTシャツとジーンズだけで街へ。

3月にしてはめずらしく気温が上がり、風はやわらかく、陽射しはまるで夏のようだった。

彼女のお気に入りで、定番のTシャツ。

眩しいほど真っ白で、上質なコットンだけでできた、程よく開いた丸首。
飾りも何もない、シンプルな白いTシャツ

一見どこにでもありそうで、
なかなか出会えない——そんな白いTシャツ。

その潔さが、彼女の透明感をより引き立てていた。

背が高く、すらりとした体。風になびく長い髪。

シンプルなTシャツは、そんな彼女によく似合っていた。

「何も飾らない美しさ」——それが、彼女らしさだった。

スクランブル交差点の信号が変わるのを待っているあいだ、 ふと通り過ぎた風に、彼女は“海の香り”を感じた。

彼女にとっての“海の香り”は、「潮の香り」ではなかった。

記憶を呼び覚ましたのは、ベルガモットレモンがふわりと立ち上がる、あのオーデコロンの香り。
懐かしい水色の記憶──
彼とふたりでシェアしていた「4711(フォー・セブン・イレブン)」の香りだった。

海沿いの道を走る、紺色のサンダーバード

助手席の彼女の右手には、搾りたてのグレープフルーツジュース

左手に、緑とクリーム色が印象的な路面電車。

そして右手には、陽が落ちはじめた夕暮れの海。

窓を全開にした車内には、4711の香りがほのかに漂っていた。

運転を楽しむ穏やかな彼と過ごす時間は、彼女にとって、今でも残る「夏のひとかけら」…
心の記憶

しばらく、海には行っていない。

ふと懐かしくなって、彼女は思い出の香りを頼りに、4711の香りを思い出しながら、ひと雫の記憶を調香した。

香りを纏ったとき——心が、そっとつぶやいた。

そう、海に行こう...

あなたの「海の香り」は、どんな記憶を運んできますか?

今回の物語に登場した「4711」の香りについては、X(旧Twitter)にて少しだけ紹介しています。

もしご興味があれば、そっと覗いてみてください。

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