aroma100emdaのブログ

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現代のアロマセラピーは、フランス人化学者:ルネ・モーリスト・ガトフォッセによって名付けられました。

彼の研究は、精油の化粧品としての使い方に限っていましたが、まもなく多くの精油に素晴らしい消毒作用と鎮痛作用の特性があることに気づきました。それは、研究室での事故で手に重傷の火傷を負ってしまった時に実証されました。

患部にラベンダーの原液をつけたところ、たちまちその痛みが和らぎ、傷は目を見張るほどに良くなり、傷痕も残りませんでした。彼は、精油を皮膚につけると血流にまで浸透して、身体の化学的性質と影響しあうということも発見しました。

元軍医のジャン・ヴァルネ博士は、アロマセラピーが医学として評価され、受け入れられるように大きく貢献しました。ガトフォッセの研究に影響を受けた博士は、第二次大戦で負傷した兵士の治療に精油を使いました。後には、長期にわたって精神を病んでいる患者の治療に、精油がいかに効果を示したかを発表しました。

オーストラリアの生化学者マルグリット・モーリーは、ヴァルネが活躍していたのと同じ頃、肌を通して浸透する精油の研究を行っていました。彼女は医師の資格がなかったので、ヴァルネや彼の弟子達が行ったような方法で精油の内服を処方することは出来ませんでした。

しかし、彼女は外用的に塗布すると副作用の可能性もより少なく、非常に大きな効果を期待できると感じました。そして彼女は、今日のアロマセラピーの基礎となったマッサージのテクニックを開発したのです。また、マッサージを受ける人の身体と感情の状態に応じてオイルを選定する「個別処方」も編み出しました。

彼女は1960 年代初めにロンドンでアロマセラピー・クリニックを開業しました。そこで行うトリートメントは、当初はビューティーセラピーに近いものでしたが、快眠、痛みの緩和、精神状態の安定、健康全般の向上などの有益な効果を報告したのです。

そして、まさに真のヒーリング手法の重要な鍵を見出していきました。彼女の研究は、英国における現代アロマセラピーの基礎となっています。