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某国営放送で精油が取り上げていたとか
梅雨の時期に繁殖しやすいカビやダニの特集で、その中でも水虫菌に、レモングラスをお勧めされてました。
靴に残った水虫菌を、ティッシュに垂らしたレモングラス精油で撃退するというもの。
レモングラスはテルペン系アルデヒド類のゲラニアールやネラールが主成分で、レモンに似た爽やかな香りでストレス解消をしてくれて、痛みの軽減にもよいと言われている精油です。抗ヒスタミン作用・抗真菌作用・抗菌作用・鎮静作用などがあり、冷えやむくみ、肩こりなどにも用いられます。
これだけみれば、抗真菌作用もあるので水虫に良いというのはもちろん間違いではないですが、こうやってテレビで取り上げられたりすると、“それだけ”な感じでその精油だけに殺到して、売り切れたりしますよね。いつぞやの「認知症に良い精油」の時みたいに
でも、水虫に良い精油って、他にもたくさんあるんです。
NARDのケモタイプ精油事典実践集には、様々な精油の活用法が載っています。
この中だけでも、
ラベンダー・アングスティフォリア
パルマローザ
ゼラニウム・エジプト
ティートゥリー
クローブ
ラヴィンツァラ
シナモン・カッシア
ローレル etc....
わざわざレモングラスを買わなくても、アロマテラピーに興味のある方なら、ラベンダー・アングスティフォリアとかお持ちなのではないかなと思います。
番組の中でも“精油が皮膚に直接つかないように”との注意書きがありましたが、レモングラスはテルペン系アルデヒド類の成分が多く、皮膚刺激のある精油の一つです。使い方を間違えると、逆に皮膚を荒らす可能性もあります。
テレビなどで取り上げられてアロマテラピーに興味を持ってくださる方が増えるのはとても喜ばしいことだと思うのですが、反面、番組内で禁忌や注意事項が語られることは少なく、心配になります。
以前クラリセージが紹介されていたことがありましたが、クラリセージは含有成分であるジテルペンアルコール類のスクラレオールにエストロゲン様作用があり、女性特有の不調に良いと言われています。ただ、これも諸刃の剣で、女性ホルモンが原因で悪化すると言われている疾患を持ってる方などには使用NGという禁忌があります。
たかがアロマテラピー、されどアロマテラピー
精油はきちんと学んで使っていった方が、失敗も少なく効果的に利用していけると思います。
NARD/JAAのコースで精油の何たるかを学び、生活に活かしていきませんか
次回のコース無料説明会は6月11日(火)10:00~で予定しております。
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
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