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NARDとJAAの認定校“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております手作りコスメアドバイザ-;シカです。
今日も朝から寒かったので、フットバスで温まってみました。
実を言うと昨日クレイバスをするつもりが、クレイの準備を忘れて入ってしまいそれで今朝のフットバスなのです
クレイフットバスはお湯にクレイを入れて足をつけるだけの簡単クレイテラピーですが、今日は精油を入れたフルバージョンでやってみました。
<用意したもの>
クレイ (レッドイライト) 20g
お湯 (3~5ℓ)
ガラスボウルと竹べら (ペースト用)
スケールと計量スプーン
精油 (シダー) 2滴
フットバス用のバケツ
足し湯用の熱湯 (1~2ℓ)
足ふき用タオル
冷え対策のひざ掛け
飲み物 (ハーブティー)
フットバスに使用するクレイの量は約20gですが、毎回量るのがメンドイ場合は計量スプーンで量っておくと後が楽です。使うクレイで重量が違うので、ブランドやクレイの種類(イライトかカオリンか等)それぞれで量ることをお勧めします。
まぁ、フットバスやクレイバスの場合はそこまで厳密に量る必要はないと思うので、「大さじ2杯」でも良いと思います
今回は『クレイル』のレッドイライトを利用。計量スプーン大さじ擦切り一杯で11.26gでした。今回は2杯で大体20gに調整し、浄水で一度ペーストにしてから精油を入れます。
クレイソムリエやアロマフランスでは、クレイに入れるのはペーストにする際の水分のみですが、ICAでは精油や植物油などをクレイに入れて、クラフトとして楽しむ方法を学びます。
クレイは“出すモノ”、精油は“入れるモノ”という考え方があり、クレイに水以外のものを混ぜることによってクレイの“出す”働きを弱めてしまうという意見もあります。それなのにわざわざ精油を入れる必要があるのかどうか?というところですが、私は個人的には「気になるならやってみる」で良いと思ってます
どっちが正しいとか正しくないとか、良いとか悪いとか、そういうことではないです。耳ダンボなだけでなく、自分でやってみてしっくりくる方を実践していけばいいのではないかと
ICAのクレイセラピスト養成講座では、「クレイペーストには乳化力がある」と学びます。
少な目の水分で硬めのペーストにしたクレイペーストには、水と油を完全に乳化させる力があるとのこと。なので、クレイペーストがアロマバスに利用するバスオイルの代わりになるかどうかの検証をやってみようと思い立ち、トライしてみました。
少しペーストが緩すぎましたがシダー精油を2滴入れて竹べらを使って良く混ぜました。
今回身体を温めることを目的としたフットバスなので、精油は血流促進作用のあるシダーを利用しました。他にはグレープフルーツやシナモン・カッシア、ペッパー、レモンなどにも同じ作用があります。
精油を混ぜ込んだクレイペーストを、少し熱めに調整したお湯に入れていきます。
昨日「クレイは塗布したところ以外にも働く」と書きましたが、アロマフットバスと同じく温まることで全身の血流を良くする一方、クレイが全身の「水分」を動かすことによって喉が渇くことも良くあるので、飲みのものを用意してからフットバスをお楽しみください。
15~20分ほどしたら、足を拭いて乾燥対策のバームを塗り、冷えないように靴下を履いて終了。慣れれば一時間もかからないクレイフットバスです。
フットバス後のお湯は、風呂場などで流して捨てます。足の裏から老廃物などが出てるので、再利用などはゆめゆめお考えなさらぬように。通常ならここで香りを嗅いでデトックス具合を確認するのですが、今日は精油を入れたのでシダーの香りが主張しておりました
クレイフットバスやクレイバスで使ったクレイ入りのお湯をそのまま流すと、排水管が詰まらないかというご質問をよくいただきますが、その心配は全くございませんどろどろのクレイバスの場合はある程度泥をすくって捨てる必要がありますが、今回ご案内したくらいの量では全くその心配はありませんので、普通どおりに流して頂いてOKです。(逆に排水管が綺麗になったなんてお話もあるくらい)
今日はフルバージョンでしたが、わざわざペーストにする必要はなく、クレイをお湯に直接投入する方法でもいいですし、足湯用のバケツがなければお風呂の洗面器でも全然OK日々のクレイライフでそこまで厳密にやる必要はないので、ご自身のやりやすい方法を見つけて下さい
今朝病院勤めの友人から、「女医さんたちがレッドクレイのフットバスがよく寝れると話してる」と聞きました。レッドの血流促進効果はなかなかあなどれないものがあり、夜クレイバスに入った日は本当にぐっすり眠れます。ただ、お肌が弱い方は少し刺激的に感じる可能性もあるので、先ずはフットバスからお試ししたほうが良いかもしれません。
いろいろ使えるクレイテラピー使いこなせるようになると良いですね
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