【受講】『目からウロコの解剖学・生理学習得セミナー④~栄養学の基礎知識』 | 小平・国分寺 おうちで出来る自然療法 手作りコスメ・クレイセラピー・ナード アロマテラピー Aromano

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今日は今年最後のセミナー受講。
 
9月から受講しているアロマ・リンパセラピスト協会理事長、福場美知留先生の『目からウロコの解剖学・生理学習得セミナー』の4回目。
 
先月までは;
①細胞のメカニズム
②臓器のメカニズム
③ホメオスタシス
と、身体の事を学ぶ解剖生理学でしたが、今回はその身体を作る材料や、身体を動かすエネルギー源、そして身体の生理機能を調整する物質の元になる食べ物に関する「栄養学」の学びです。
 
 
1、栄養のメカニズム
 *栄養と栄養素、栄養価
 *栄養素の働き
 *栄養価とは?
 *栄養学の歴史
 *栄養素の相互関係
2、3大栄養素の消化・吸収・代謝
 *炭水化物(糖質)
 *脂質
 *たんぱく質の
3、ビタミンとミネラル
4、食物繊維・難消化性糖類
5、フィトケミカル
 
 
申し込みの際、アロマ関連の内容として解剖生理学を学びたかったので栄養学はどうしようかと迷いましたが、受講してみたら解剖生理学のひとくくりと考えられる栄養学、通しで申し込みして良かったです。
 
三大栄養素の一つ、「脂質」はアロマテラピーの基材でもあるキャリアオイルでもあります。以前は分子が大きいため皮膚から経皮吸収されないと言われていましたが、先生に質問したところ「もちろん全てではないけれども、オイルは経皮吸収されます」とのこと。口に入れる脂質もそうですが、塗る脂質も酸化したものを使うのは身体に宜しくないのでやめましょう。
 
カルシウムやマグネシウムといった無機物のミネラルはクレイでも深く学ぶ内容ですし、活性酸素から細胞を守る抗酸化の要、フィトケミカルはまさにアロマテラピーに通じるものがあります。
 
前回まで学んだ「解剖学」はヒポクラテスの時代から長く研究が続けられてきている学問だけれども、「栄養学」に関しては200年ほどで、学問としてはまだまだこれからの分野です。一つ発見があったとしたら、次は正反対の意見が出されたりと、福場先生ご自身も随分迷われた分野だそうです。先生は、Judgeするための情報を得るためにしっかりアンテナをはり、自分が居心地良いと感じる情報を見つけることが大事だと仰ってました。
 
例えば“無農薬野菜”。農薬は身体に悪いという認識で無農薬野菜を好んで選ぶ人がいるけれども、栄養学の先生の中には、「農薬を使わないということは土壌にいる菌を殺さないということで、その菌が入った野菜を食べて体内に入れるという事。わざわざ高い無農薬野菜を買って身体に菌を入れるってどうなの?」と考える方もいらっしゃるとか。考え方、感じ方って本当に人それぞれですね。
 
今は様々な情報がいくらでも簡単に手に入る時代ですが、「自分なりの着地点」を見つける元になるのは、身につけた知識なのだと思います。情報も時々で変わっていくので、「学び続ける」って大事ですね。
 
今後もアロマテラピーとクレイテラピーに絡んだ学びを深めていきます。