ここ数日

足の重要性について、お伝えしてますが…

何で肩が痛いのに、足なわけ

って思ってる人も多いかもしれませんね

わたし達のカラダ（体重）を支えてるのは

小さな面積の足裏なんです

わたし自身、小さすぎる足なので

シンデレラサイズの靴にはなかなか巡り会えず

多くの不調を抱えていたのですけど

足の改善ケアをしてからは

カラダの不調は、ほぼ出なくなったんです

少し手をかけてあげたら

カラダは必ず応えてくれますよ

足の『３つのアーチ』がカラダを支えている

前にもアーチのことは記事にしてますが、

足指の重要性を知るために簡単におさらいしましょう

◾️足の構造

くるぶしから下は

２６個の骨（両足で５２個）で構成されてます

（種子骨を加えると片足２８個、両足５６個です）

これらの骨は靭帯と筋肉で束ねられて

バランスよくアーチ状に並んでます

◾️３つのアーチをバランスよく保てれば足腰にくる負担を軽減できます！

カメラを三脚で固定すると安定します。

足裏も３つのアーチがあるからこそ、

バランスよく立ったり歩いたりできるんです

また、川にかかる橋をイメージしてください。

アーチ状の橋は、上から加わるチカラに強いんです

これは力を外側に分散できるから。

人間の足も同じです。

歩く時には、

体重の約1.５倍の力が腰に

２〜３倍の力が足にかかると言われているのですが…

３つのアーチによって、重い体重を支えてバランスよく歩く事ができるんです

このように足裏のアーチは重要な役割を担ってるんです

このアーチを形作ってるのが

骨をアーチ状に持ち上げる足裏の筋肉なんです。

ところが…

この筋肉が衰えてしまうと

アーチが崩れ、カラダにかかる衝撃を吸収できなくなります

ということは、カラダに過度の負担を強いることになるんですね

この足裏の筋肉の衰えの原因となるのが

【足指の歪み】からくるのです

３つのアーチの役割分担

サロンにいらっしゃる方のほとんどは

足そのものにトラブルがある。

もしくは足腰に痛みを抱えている方です。

お客様の足を診させていただいて

『足指の歪み』や『アーチの崩れ』がない人は1人もいませんでした

アーチ改善のコースメニューをする際に、みなさんにお伝えしていること。

３つのアーチにはそれぞれこんな役割があります

　親指から小指にかけてのアーチ（横アーチ）は、おもにカラダの前後の揺れを制御する役割を担ってます

足の甲の横幅がぺったりした状態になる『開帳足』はこの横アーチが崩れた結果です。

この足の方は、前後に踏ん張りがきかずちょっとした段差でもつまづいてしまいます

　踵から親指にかけてのアーチ（内側縦アーチ）は、左右の揺れを制御しています。

一般的に『土踏まず』と言われているアーチのことで、土踏まずがしっかりあれば歩く時にカラダが左右に揺れないように踏ん張れるのです

【扁平足】はこのアーチが崩れた状態です。

　踵から小指にかけてのアーチ（外側縦アーチ）は、カラダをひねる動作をコントロールしています。

体重のほとんどを支える役目も果たしてるため、立った状態だと正常な足裏でまアーチは潰れて見えなくなります。

このアーチが崩れると、ゴルフや野球のスイングをするような動作に支障が出ます。

カラダはこの３つのアーチで基本的な動作を支えてるんです

アーチが乱れれば転倒リスクが高まります！

３つのアーチは、カラダのバランスを司る役割がありますから…

ひとつでもアーチが崩れるとカラダが不安定な状態になります。

バランスが取りにくい…となると

転倒な事故にも繋がりますよね

転倒すれば骨折にもつながります

高齢になって骨折すれば「寝たきり」ですよ

一生自分の足で歩きたければ

３つのアーチを保って

転びにくいカラダを作る事が重要です

『足指を伸ばす』とカラダの不調が無くなります

ではどうすれば３つのアーチをキープできるのか

結論から言えば『足指をしっかり伸ばして歩く』ことです

アーチを形成してる筋肉は

足指を使って動くことで鍛えられます。

普段から足指を使って歩くだけでも

アーチを保つことができますし

一度筋肉が落ちてアーチが崩れていても

再び正常なアーチを取り戻す事ができます

（わたし自身実証済みです）

なんだ

簡単じゃん

って思いましたか

これが、意識しないとなかなか出来ないんです。

これをお伝えすると…

足指にグッと力を入れて不自然な足指の使い方をする方がいます。

それを続けていたら典型的な『屈み指』になってしまいます。

【足指をしっかり使う】

のと

【足指に力を入れて歩く】

ことは違いますのでご注意くださいね

今すぐ出来る足指を伸ばすセルフケア

今まで、足指に意識を向けることって

ありましたか

カラダを支えるために重要なアーチを作るためにも足指さんに少し手をかけてあげてみてください

◾️足指マッサージ

手で優しく伸ばしてマッサージします

縮こまった指を伸ばすように、一本ずつ丁寧にマッサージしてあげましょう

指がまっすぐに伸びると「自信が取り戻せる」んですよ

① 親指と人差し指の骨の上に手を添えて、パタパタと上下にずらすように動かしてほぐします。

次に人差し指と中指…といった感じで順番にそれぞれの指の骨の根元をほぐしていきます。

② 足の甲を包むように両手を添え、

足指と甲全体が山なりになるようにして指と指の間を広げていきます。

全ての足指の間を順に広げていきましょう。

③ 指を一本ずつ、ラセンを描くように揉みほぐしていきます。

お好きなクリームやオイルをつけて揉みほぐしてあげてください

④ 指裏の筋を伸ばすように一本ずつ手の指でぐーっと伸ばしていきます、

⑤ 仕上げに、5本の指と踵の6点でしっかり立てているか。

指は伸びているか。

爪が床に向かずに上を向いているか…

チェックしてみてください

◾️足指じゃんけん

足と手の構造はとても似ているのですが…

本来足も手のように自由自在に動くんです。

指が縮こまっていたり、筋力がないと難しい『足指じゃんけん』

動画を見つけたのでお借りして…

足指じゃんけんグーチョキパーができない人必見！その悩みを５分で解決！足指体操・トレーニングでグーチョキパーも滑らかに。足指じゃんけんの私の練習方法をご紹介します。足指を動かすと、疲れにくい・怪我の予防・姿勢の改善・膝痛や腰痛の予防・むくみ解消など様々期待できます。足底腱膜炎（足底筋膜炎）予防、脳トレにも！＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿【膝痛・股関節痛解消にも | 足首を柔...youtu.be

サロンで、足型アーチコースを受けている方はみなさんやってます

アーチを作るためだけでなく、むくみの予防にも効果的な足裏運動です

最初は、チョキの動きで足が攣りそうになったり…

という事もありますので、無理のない程度に実践してみてください

すんなり出来るようになれば…

自然に足指を使って歩く事ができますよ

ぜひお試しください

みなさんの健康をお祈りしています

しつこい肩こり・腰痛を改善するには足指を伸ばすこと〜土台がしっかりすると不調は改善します