私は数秘術を扱います。
活動の場は減りましたが(減らしたのですが)、
その存在価値を今月のイベントで再確認できたというかね。
ある方が、別のイベントで
『よく当たる!』といわれる占い師さんの占いを受けたそうで。
世の中色んな占いがあります。
星占い、動物占い、血液型占い。
霊感や霊視占いなどもありますね。
私は霊視占いといった類は興味ありませんし、信用してません。
まあ、それはさておき。
その方が、その占いで言われたことをずーっと気にされていて、私のセッションを受けられました。
なにやら、「来年から悪い流れが続く。」とか「悪いことがある。」とかなんとか言われたんだそうで。
そりゃなんじゃらほい!(笑)
それで、この先に不安を抱えていたようです。
『それって私、行動したらおえんの?』
『せん方がええってこと?』
と、それはもう体全身で訴えてきているような様子でした。
もう~!なんでそんな事言うん?
と、ちょっと呆れてしまいました。
すかさず、
『なんで!?悪い年なんてそもそもないけど?』って答えてしまいましたよ。
なんでそんな不安にさせるような事いうかなぁ。
占術は違えど同じジャンルである占いを扱う者として申し訳なく思いました。
年の流れを出すと年運数2に入ったところ。
数のエネルギー的には上昇から下降の位置ですが、それだからと言って決して『悪い年』というわけではありません。
その年その年に合った過ごし方があります。
数秘術では9年を一区切りとして、1年毎にバイオリズムが変わっていきます。
日本の四季のように、植物が生長するように推移していくものなんです。
賑やかな勢いのある年があれば、その疲れが出たり、無理をしないように注意すべき年もあります。
なので、『気を付ける』べき年には、そのようにお伝えするのですが、
頭から『この年は悪い』なんてことは、普通言いませんし、私には理解できません。
だって、気を付ければいいだけのこと。
いつもより慎重に決断した上で行動すればいいんですよ。
そりゃー、良いことばかり続くことなんてないでしょうから、失敗することもあれば、それによって怒られたり、不愉快に感じることは、いつだって誰にでもありますよ。
ただ、マイナスにフォーカスするよりも、プラスにフォーカスする方が断然いいもの。
数秘術は統計学です。
なので、あくまで『こんな傾向がありますよ。』とお伝えします。
時として背中を押す事もあれば、歯止めをかけることもありますが、
決定権はクライアントにあります。
もし、占いで嫌な思いをした場合、
「なんか違うな。」と思ったら、自由に受け流していいんですよ。
自分の自由な心で判断して決断、行動して下さい。
これは自己責任のもとであなたの自由意思で判断すればいいってことです。
これは占いばかりでなく、日常のどんな場面でも同じ。
『自己責任』でのアクションならば、他人のせいにしないはず。
『自分の人生の舵取りは自分の手腕にある』ってことです。
なので、言われた事でヒントになる事は持ち帰って検討してもらって、一つの判断材料としてみる位でいいと思ってます。
私は予言者でもありませんから、先の事はみえませんし分かりません。
あくまで、出た結果の数のキーワードを伝えるだけ。
そして時には一緒になって考えます。
占い師は決して凄い存在ではありません。
私はそう思ってます。
なので言われたことは参考にするという心づもりで、依存してはいけません。
良いことばかりを言うわけではありません。耳がいたいことも言いますよ、私。
それはその人にとって必要だと思ったら、マイナスになる傾向も言いますから。
自分の陥りやすい傾向を知ることは、マイナスからプラスに変えることができます。
なので、あえて厳しいことも発言する場合もあります。
それは相談者にはもっと素敵に輝いて欲しいから。
もっと自分を好きになるには自分の欠点も受け入れる必要もありますね。
私はみなさんにとってこれからもずっとこんな存在を目指しています。
「安心して心を打ち明けられる存在でいたい」
日々人間的にも成長を続けながら、これからも「押し付けず、決めつけない」スタンスを守っていきたいと思います。
今日は午後からお客様の大切なお身体に触れるお仕事です。
お身体に触れることは同時に心にも触れること。
喜んで頂けるお時間を提供してきますね。