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暖かい日が続いてます。 春     ですね~
先日、無事に母親の三回忌をおえる事ができて、少しホッとしております。
やっと、ここまできたなぁ~ って。
この2年プラス母の病気がわかってからの1年と少しの間、たぶん私の頭の中は、ほぼ母親の事で占められていたように思います。なんだか大げさですけどね
でも、それぐらい影響力があった人でした、私にとって。
親との関係性って人それぞれ、家族それぞれ,その人その人が感じる事、思う事があると思います。
私と母親との間も色々ありました。ホントいろいろ。好い事悪い事。
なんだかそれを解決というか、消化していく2年間だったように思います。

親との別れっていずれやってくるもの、それなりに覚悟をしながらの生活の中(病気とわかっていたので)、その日は突然やってきて、びっくりするぐらいサラッとうちの母親は去って逝きました。思わず、「ちょっと待ってよ」って言ってしまったぐらい。
心配していたひどい苦しみや痛みもなく、ホントサラッと、うらやましいぐらいの旅立ち。
そんな状況だったのと、東日本大震災で本当に大変な思いをされている人々を連日テレビで見ていたせいか、自分の感情をきちんと感じる事ができてなかった私でした。
「つらいなぁ」って思いが口から出たのは3か月以上たってから。
そのつらいって思いや、悲しさ、母が亡くなった事に対する諸々の思いをきちんと私自身の痛みとして、当然の思いとして受けれれたのは、ホントつい最近。
「大変だったね、つらかったね、悲しかったね」って。
最初の頃は、ホント人ごとみたいに思えたり、親がいずれ亡くなる事って当然のことだから、そんなに悲しむものじゃない、しっかりしないとって。 大変な状況の人は他に沢山いるんだから、私の状況なんてそんなつらいものじゃないから、ちゃんとしてないとって思いばっかりでした。
人のつらさはその人のつらさとして有るもので、私のつらさは私のつらさとして有るから、それは私のつらさとして受け入れていいよねって、やっと思えるようになり、そう思ったらもう心は軽くなってました。

なんでも先に先にと準備をしておいてくれる人がいなくなって、正直困った。
なんでもまず相談してお伺いを立ててた人がいなくなって、正直困った。
細々と口出しされ、彼女の許可がないといつまでも文句を言われる事に反発をして、なんども色んな形で脱走してた私ですが、結局依存してた事も事実で。
そんな事を、ひとつひとつゆっくりと私自身の思いや感情と向き合いながら、母親の事を考えてました。母との事を書こうとすると、ちょっとやそっとで書ききれるものでもはなくて、また時々思いだしてはちょこちょこと書いていこうかと思います。良い事ばっかりじゃホントないのでね でももうある程度消化されてしまってて、なんだかもう「書かなくてもいいやぁ~」 って思ってたりもします  
彼女は私にとって最高の味方であって最強の敵でもありました。不器用で、素直じゃない、愛情表現が下手なとこをしっかりと受けついでしまった私自身に最近気がついて、妙に納得して笑ってしまったり、彼女から影響を受け続けて生きてきて、本当に今の私の礎になるものをきちんと植え付けてもらえた事にも気づいて、感謝もしてます。
なにか不思議とこのタイミングでいろんな人の話を聞けたり、言葉が耳に入ってきたりで、最初はすんなりでもなかったけれど、今は素直にいろんな言葉を感じる事ができてます。

そうそう!ドラマの主題歌にもなってましたが、福山雅治さんの曲 “誕生日には真白な百合を” この間テレビで見たんですけどねぇ、歌詞がググっときて。「あ~ぁ、私 認めてほしかったんだなぁ」なんて、つくづく思ってしまいました。すっごく好い曲ですよ  聴いてみてください

いろいろ有りました、いや、まだまだ有るんですけどね。
でもでも、どうにかこうにか、やっとこさここまで来たなぁ。来れたなぁ。
頑張ったなぁ~私。それに家族も! って、つくづく思います。
まぁ、まだまだこれからなんですが。今回色々と考えた事感じた事がこれからの私自身にきちんと生かされていくように。そして母から受け継いでるもの、好いものはそのままに、ちょっとやっかいなものは修正しつつ、私は私として焦らず進んでいこうと思います。

spice girls "mama"    この曲、大好きです