おはようございます。
昨夜は季節外れの嵐と雷で、我が家の猫達が挙動不審でした![にゃー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/002.gif)
![ネコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/014.gif)
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ここ数年、季節の変動が極端ですよね。
さて、先日、仲良し主婦3人組の皆さんから「更年期を素敵に過ごす勉強会」のリクエストをいただき、開催いたしました。
この勉強会を開催し始めてから、今までたくさんの方々に受講していただきました。
その中で感じるのは、「更年期」という言葉は知っていても、正しく理解している人はあまりいらっしゃらない…ということです。
知らないから、闇雲に不安になったり、拒絶したり、無関心を装ったり、真っ向から向き合わないで、あまり考えないようにしてきた…という方もいらっしゃいます。
でも、勉強会で、更年期とはなんぞや?
という内容を具体的に理解すると、ご自身の体調や、心の状態と照らし合わせ、「なるほど、だから◯◯だったのね~」と、皆さん解放される様子です。
その中で、毎回お話しさせていただくのがコレステロールのこと。
よく、健康食品のCMで、「50歳過ぎると女性のコレステロール値はグンと上がります! 放っておいたら大変です
」という脅し文句を耳にします。
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
でも、安心してください。
閉経期に女性のコレステロール値が上昇するのは自然の摂理。
必要だからこそ、上昇するのです。
コレステロールは脂質の一種で、細胞膜、神経細胞、胆汁酸、各種ホルモン、ビタミンD前駆体の原材料で、体になくてはならない大切な物質です。
閉経とともにコレステロール値が上がるのは、女性ホルモンの急激な減少を補うためなのです。
ところが、健康診断でコレステロール値が上昇すると、直ぐに保健指導や投薬される場合もあります。
一方、欧米では、女性にコレステロール低下薬は処方されないそうです。
もちろん、何らかの病理があって急上昇した場合や、数値にもよりますが、通常の健康体で、閉経期のタイミングであれば、当然の生理現象です。
大切なのは、食事の質を上げること。
上質な油を摂取すること。
動脈硬化の原因となるトランス脂肪酸を避けること。
適度な運動で、極度な肥満(BMI35以上)を防ぐこと。
ただし、閉経後の女性には適度な皮下脂肪が必要なので、無理なダイエットは危険です。
「更年期」とか「コレステロール」とか、言葉だけが一人歩きして、なんとなくネガティヴなイメージを持たされていますが、それぞれの意味を知り、存在する目的を知ると、無駄な不安はなくなります。
そして、身体に起こるすべての現象は、意味があって、自分の身体が起こしている…と理解できると、さらに身体が愛おしくなります![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
食事に気をつけるのも、食べ物を精査するのも、誰に言われたからではなく、脅かされたからでもなく、大切な私自身ために、私自身が選択することなのです。
自分を大切にできれば、他人も大切にしたいと思う。
そんな連鎖を願いながら、これからも「更年期を素敵に過ごす勉強会」を随時開催していきます![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)